大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

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「春のコマドリ 秋ノゴマ」 2019.4.16

2019年04月16日 | Weblog
 今朝も快晴実に心地よい鳥見日和。春らしく、各所で鳥たちに出合う。どこにいても退屈はしない。
 絶好の鳥見シーズン。大阪城公園で鳥見するなら今!!!

・「春のコマドリ 秋ノゴマ」 言葉どおりコマドリがつぎつぎと飛来。
 昨日も私の観察以後、弓道場前のアオキや飛騨の森狛犬でコマドリが観察されている。
 今朝は、狛犬ともみじ園、梅林南側上桜広場で計3羽が観察されている。今はコマドリに合うチャンス。

・ヤブサメ2羽 みどりのリズム、飛騨の森。

・サンショウクイ1羽 太陽の広場東の森上を飛び回る。

・センダイムシクイ1羽 飛騨の森。

・クロツグミ♂4・♀1 市民の森。

・オオルリ♂6羽 もみじ園、音楽堂西側上、市民の森、梅林南側上桜広場など。

・キビタキ3羽 沖縄復帰の森、梅林南側上桜広場、音楽堂西側上。

 オオルリもキビタキも春の渡りらしく、多くはないが普通に見られる。もみじ園で出合ったオオルリは低いところを飛び回り、時に地面にも下りる。

 その都度撮影する。もみじの種は分からないが、濃いエンジ色のもみじにとまった写真は、ブルーとの色合いがなかなか良かった。

・ツバメ7羽

・イカル3羽 太陽の広場東の森。

・エナガ12羽 みどりのリズム、飛騨の森。飛騨の森のひなは7羽に減少。西の丸庭園に入ったとか、北外堀を超えて飛んで行ったとか聞く。見当たらず。

 それにしても、夕方からの飛騨の森。光りと音楽、その上多くの人がぞろぞろ。営巣したのはコースのすぐ横。
 サクヤルルミナとかイベント会場の中。こんなところで営巣して、当初は心配していたがエナガはなんのその。

 我々が心配する以上に逞しかったのでひとまず安心。ひょっとしたらイベントの人の圧力を利用したのでは。
 これまで大阪城公園でエナガの営巣に大きな影響を与えたのはカラスやヒヨドリだったから。

 ツバメのように、カラスなどからの攻撃を避けるために、あえてこんな場所に営巣したのかと思ってしまう。
簡単に答えは出ないが、大都市の公園に進出したエナガの繁殖行動は、一つの研究テーマである。

・オオバン2羽 東外堀、北外堀。

・シロハラ4羽

・ミヤマホオジロ♂♀ もみじ園。昨日観察されたとまったく同じ場所。初めは南側の生垣の裏。その後斜面沿いにトイレのある北側へ少しずつ移動。警戒心が強くすぐに飛び立つ。遠くから何枚か撮影記録する。

・ルリビタキ♀型1羽 音楽堂西側上の小径。山へ帰る途中に立ち寄っている。

・ツグミ4羽 

・キンクロハジロ51羽 南外堀、西外堀、北外堀。

・ホシハジロ4羽 西外堀、北外堀。

・アオジ9羽 もみじ園、音楽堂西側上、豊国神社裏ほか。

・チョウゲンボウ2羽 1羽♂は内堀。対岸の石垣を見つめる。近い距離で観察撮影できる。第二寝屋川上空1羽飛翔。

●今日の観察種。
 イカル、サンショウクイ、ヤブサメ、センダイムシクイ、エナガ、オオバン、シロハラ、クロツグミ、メジロ、シジュウカラ、ミヤマホオジロ、オオルリ、キビタキ、ツグミ、ツバメ、キンクロハジロ、ホシハジロ、アオジ、コマドリ、チョウゲンボウ、カワウ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

◆◆ウグイス (2018.5.29 豊国神社東門)
 今年も春の渡りがほぼ終わる時期。バーダーやカメラマンなど出会う人もいない。ウグイスの鳴き声が元射撃場、梅林南側上桜広場などから聞こえる。一番やぐらで大きな声の主を探していると目の高さの枝に出てきて豊国神社の方へ飛んでいく。
 今は静かな時間を過ごしている。60代はある意味激動だったかも知れない。能力の低下に抗いながら日程調整や体力維持など努力を重ねていた。不安と満足と将来への憂い。
 うまくソフトランディングできている。もうすぐ着陸できそう。残された人生が何年あるのか分からないがその日を生きることの繰り返し。
 爽やかな風が通り過ぎる。こんな日はいい日かもしれない。
コメント
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