大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

青636 カワウは 昆陽池生まれ 2018.6.14

2018年06月14日 | Weblog
 梅雨の晴れ間というか快晴で爽やかな風。軽く散歩の気分。

 鳥はツバメ、シジュウカラ、コゲラ、アオサギ、カワウ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメなど。

 昨日の足環カワウ。即日ブログにコメントをいただいた。5/27の野鳥の会大阪支部の大阪城公園定例探鳥会で観察されていたそうだ。山階鳥研からの返信もあったとのこと。

 夕刻、山階鳥研から同じような内容の返信があった。(下記)
 
※ 「標識付カワウの観察情報と写真を有難うございました。
 青「636」は、2017年7月9日に兵庫県伊丹市昆陽池で、ヒナの時に標識された個体で、金属脚環番号は「13D08420」です。
 この鳥は目立つところによく止まっているためでしょうか、5/17以来多くの方から観察情報を頂いています。観察回収記録として保存させて頂きます。ご協力有難うございました。」


 そうだったのか。昆陽池チームKのゆきちゃんの所から来たとは。繋がったみたいでうれしい。メールしておかないと!
 「ゆきちゃんとこのカワウが来たよー♪」

 昆陽池は、池の中に日本列島を模した島がありカワウが繁殖している。
 調査のために、ヒナの時にそこで足環をつけられたのだろう。それにしても大阪城公園にやってくるとは。

 山階鳥研にはこれまで落鳥個体を送ったこともある。ヤマシギがOBPのビルの窓にぶつかって落鳥。
 冷凍庫で保存してクール宅急便で山階鳥研へ送ったこともある。当時我家の冷蔵庫には、オオルリ、キビタキ、メジロなどの死体が入っていた。

 家族からは非難轟々だった。いくらポリ袋に入れてあるとはいえ食品と一緒に・・・!

 ちなみに山階鳥類研究所とは、元皇族の山階芳麿博士が私費を投じてつくった鳥類の研究施設。
 山階芳麿博士は、日本三大野鳥図鑑の著者でもある。

・山階図鑑とよばれる=山階芳麿の「日本の鳥類と其生態」
・黒田図鑑とよばれる=黒田長禮の「鳥類原色大図説」
・清棲図鑑とよばれる=清棲幸保の「日本鳥類大図鑑」

 現代の図鑑は、基本的にこれらの図鑑から孫引きして書かれているものが多い。
 こんな事を書くと嫌われるが、現在の図鑑の著者が、600を超える日本の鳥を手に取って寸法を測った訳ではない。
 シベリアや中国の奥地へ分け入って分布を調べた訳ではない。すべてこれらの図鑑をベースに解説している。

 ではなぜそんな凄い図鑑が出来たのか?
 極論で言うと金である。元皇族の莫大な資産を使って、多くの人を雇って調査したからできたもの。
 現在、採算を考えたらありえない。あの時代だから出来た図鑑といえる。

 アメリカで最大の自然保護組織 「ナショナル・オーデュボン協会」 のオーデュボンは元画家で、珍しい鳥を持ってきたハンターにお金を渡して集めた。ハンターたちは競って珍鳥を撃った。

 歴史には悲しい過去がある。しかしそれらの事が、現在の保護に繋がっていることに救いがあると思う。


 今朝は久しぶりに、ひとりGBセットに行った。ビールは、サントリー ザ・プレミアム。 軽く回ってから、第二寝屋川を前にビールは、アサヒスーパードライ 瞬冷辛口。
 帰宅後、冷蔵庫の奥に忘れていた島レモン。

 島レモンは、先月淡路島にドライブに行った時、淡路ハイウェイオアシスで見かけた。
 聞くとビールだと。淡路島産アレンユーレカレモン使用とある。レモンのビールなど聞いたことがないので1本購入したもの。

 今日は半日で、ザ・プレミアム。瞬冷辛口。島レモンと3種のビールを飲んだ。こんな贅沢ってあるだろうか。
コメント (2)
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