この土日は再び雨の予報。今日はまさに梅雨の晴れ間。
かと言って鳥はだめ。サッと回ってビールを飲んで、スーパーに寄って晩の食材を買って帰宅。
淡々と日々が過ぎて行く。
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。 娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。 おごれる人も久しからず・・・・」
先日、沙羅双樹の花を見たいと京都へ出かけた。
妙心寺の塔頭 東林院で 「沙羅の花を愛でる会」 が開かれている。
苔むした静かな庭に白い花が撒いたように散らばっている。苔の深い緑と白い花の対比が印象的だった。
住職の話しでこれは 「夏椿」 の木。沙羅双樹は本来インドから東南アジアに分布する木で、日本の気候には合わない。
そこで植えられているのがこの夏椿。平家物語にある沙羅双樹はこの夏椿を指していると。
しばらく座り込んで静かに心の中に。
昼食は清滝川沿いの料理旅館の川床。キセキレイが2羽飛んできて流れの石にとまる。京料理をあてに飲む。酒がすすむ。どんどんすすむ。
東林院の庭を見て洗われた心はどこに。いつものように、ただの酔っぱらいになる。諸行無常。
その後、本当の沙羅双樹を見たいとネットで検索すると、滋賀県大津市の 「水生植物公園みずの森」 で見られるらしい。
しかも日本ではここだけとある。これはぜひ見たい。ただし今年の花はすでに終わっている。来年の春を忘れないようにしないと。
調べていて気づいた。この場所は何度か行った場所。もちろん鳥見で。
記憶にあるのはサンカノゴイ。もう30年くらい前になるだろうか、珍鳥情報をいただいて出かけた。
サンカノゴイが芦原の上を飛ぶと聞いて、早朝から終日待ったが出ない。その日は現地で車中泊。
簡単な鍋を作って飲む。野外の鍋は一段と酒が美味い。翌日も朝から探したが見つからず、昼から帰阪。
サンカノゴイはまだ見ぬ悔しい鳥だった。ところが10年ほど前に大阪府の服部緑地に出た!
琵琶湖まで出かけなくても、自宅から30分ほどの場所で合う事ができた。サンカノゴイお前か!苦労したぜ。何枚か撮影して大満足。
その晩、写真を眺めながら美味い酒を飲んだのは間違いない。
遠出し一泊までして探して見つからず、それが近くでごく簡単に観察できた。努力と成果は必ずしも比例しない。諸行無常。
青636のカワウは今日も内堀のオイルフェンスの上に。
北外堀にササゴイと大将から。
第二寝屋川の柵にイソヒヨドリ♀とYさんから。
カルガモ2羽が第二寝屋川を下流へ飛ぶ。
かと言って鳥はだめ。サッと回ってビールを飲んで、スーパーに寄って晩の食材を買って帰宅。
淡々と日々が過ぎて行く。
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。 娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。 おごれる人も久しからず・・・・」
先日、沙羅双樹の花を見たいと京都へ出かけた。
妙心寺の塔頭 東林院で 「沙羅の花を愛でる会」 が開かれている。
苔むした静かな庭に白い花が撒いたように散らばっている。苔の深い緑と白い花の対比が印象的だった。
住職の話しでこれは 「夏椿」 の木。沙羅双樹は本来インドから東南アジアに分布する木で、日本の気候には合わない。
そこで植えられているのがこの夏椿。平家物語にある沙羅双樹はこの夏椿を指していると。
しばらく座り込んで静かに心の中に。
昼食は清滝川沿いの料理旅館の川床。キセキレイが2羽飛んできて流れの石にとまる。京料理をあてに飲む。酒がすすむ。どんどんすすむ。
東林院の庭を見て洗われた心はどこに。いつものように、ただの酔っぱらいになる。諸行無常。
その後、本当の沙羅双樹を見たいとネットで検索すると、滋賀県大津市の 「水生植物公園みずの森」 で見られるらしい。
しかも日本ではここだけとある。これはぜひ見たい。ただし今年の花はすでに終わっている。来年の春を忘れないようにしないと。
調べていて気づいた。この場所は何度か行った場所。もちろん鳥見で。
記憶にあるのはサンカノゴイ。もう30年くらい前になるだろうか、珍鳥情報をいただいて出かけた。
サンカノゴイが芦原の上を飛ぶと聞いて、早朝から終日待ったが出ない。その日は現地で車中泊。
簡単な鍋を作って飲む。野外の鍋は一段と酒が美味い。翌日も朝から探したが見つからず、昼から帰阪。
サンカノゴイはまだ見ぬ悔しい鳥だった。ところが10年ほど前に大阪府の服部緑地に出た!
琵琶湖まで出かけなくても、自宅から30分ほどの場所で合う事ができた。サンカノゴイお前か!苦労したぜ。何枚か撮影して大満足。
その晩、写真を眺めながら美味い酒を飲んだのは間違いない。
遠出し一泊までして探して見つからず、それが近くでごく簡単に観察できた。努力と成果は必ずしも比例しない。諸行無常。
青636のカワウは今日も内堀のオイルフェンスの上に。
北外堀にササゴイと大将から。
第二寝屋川の柵にイソヒヨドリ♀とYさんから。
カルガモ2羽が第二寝屋川を下流へ飛ぶ。