あけましておめでとうございます♪
本年もよろしくお願いいたします。
新しい年の始まり。
皆さんはどう迎えられましたでしょうか。
先ほど大阪城公園へ行って今年の初日の出を見てきました。
私が選んだ 「2016年 大阪城公園の野鳥十大ニュース」 をお送りします。
選別のために1年間を振り返るのですが、記録をみて鳥や出来事に驚きます。そして忘れかけていた事にも驚きます。
皆さんの十大ニュースはいかがでしたでしょうか。
●1位 タカサガゴクロサギの飛来。
11/30から12/2の3日間、主に北外堀で観察。11月初めに服部緑地で大阪府初観察されて話題になっていた。ところが同一個体と思われるものが、その後大阪城公園に飛来した。なぜ大阪城公園だったのか驚き以外ない。
●2位
●3位 コウライウグイスの飛来。
10/10に元ヘリポートで観察・撮影される。1993年5月に初記録されて以来23年ぶり2回目。再び大阪城公園に飛来するとは夢にも思わなかった。最初の観察当時の出来事を懐かしく思い出した。
●4位 白斑・腰黄色キビタキが観察される。
9/4~10/17にかけて8羽が観察された。当初はマミジロキビタキ♀と騒がれる。差はあるが全体的にはキビタキ♀型で、大雨覆に白斑、腰が黄色。本来東南アジアの越冬地で起こる夏羽への換羽が渡りの途中で始まった。過去の観察の中でまったく見られなかったものが、この年に突然複数羽観察されることの意味は。
●5位 春のハチクマ初観察。
5/8に♂成鳥1羽が修道館上を旋回、カラスのモビングを受けその後西へ飛去。秋の渡の時期には多少観察されているが春は初である。しかもカラスのモビングを受けるほど低い高度。
●6位 ハイタカ3羽のねぐらと保護放鳥。
飛騨の森をハイタカ3羽がねぐらとして利用。夕刻に帰ってきて早朝に出立する。12/11市民の森で数羽のカラスに押さえ込まれている幼鳥を保護し翌日生駒で放鳥。ハイタカの増加。この日は1日4羽の記録となる。
●7位 トモエガモの飛来。
12/17 東外堀で♂1羽が飛来。朝に観察されるが午後からは見られない。わずか半日の滞在。国のRDBでは絶滅危惧Ⅱ類に指定される。過去2002年♂1羽西外堀。2011年♂1羽主に北外堀。2014年♀1羽主に本丸日本庭園池の観察記録があり今回で4回目。
●8位 アカハジロの飛来。
11/22から12/10まで北外堀に滞在。交雑。国のRDBでは情報不足に指定される鳥。過去1990年♂1羽南外堀。1996年♂1羽南外堀。1999年南外堀に交雑1羽の記録があり今回で4羽目。
●9位 リュウキュウサンショウクイ
4/26市民の森で1羽が観察される。2011年の2羽以来2回目の記録である。今後分布が拡大し増加が予想されている種。今後の動向、観察記録は貴重。
●10位 アカショウビン
5/31市民の森で1羽が観察される。独特な鳴き声も聞かれる。大阪城公園では過去十数羽の観察記録があるが、あの姿や声は特筆できる。
1年間の鳥を振り返ることは自分の1年を振り返ることにつながる。
アオバズクの飛来やオオバン200羽超えはベスト10に入れたかった。悩んだ。他に今年もニシオジロビタキ越冬、コマドリ爆発、キビタキ乱舞など候補があったが、普通に思えるように贅沢になってしまった。
鳥からみると、ヒトなんて小さい。小さい。私の基本的な思い。
ヒトが滅んでも地球はありますが、鳥が滅んだら地球はありません。というよりヒトは生息できない。私の基本的な思いはこれです。
また、1年間ブログを続けます。
素面で書いていることは、ほとんどなく、酔っぱらって脱線したり、好きな事を書いたりしています。
でも基本、大阪城公園の鳥は皆さんに情報発信します。 今年もよろしくお願いします。
春ごろをめどに 「大阪城公園の野鳥」 を本にまとめています。A4版で230ページ程度になると思います。ご期待ください。
本年もよろしくお願いいたします。
新しい年の始まり。
皆さんはどう迎えられましたでしょうか。
先ほど大阪城公園へ行って今年の初日の出を見てきました。
私が選んだ 「2016年 大阪城公園の野鳥十大ニュース」 をお送りします。
選別のために1年間を振り返るのですが、記録をみて鳥や出来事に驚きます。そして忘れかけていた事にも驚きます。
皆さんの十大ニュースはいかがでしたでしょうか。
●1位 タカサガゴクロサギの飛来。
11/30から12/2の3日間、主に北外堀で観察。11月初めに服部緑地で大阪府初観察されて話題になっていた。ところが同一個体と思われるものが、その後大阪城公園に飛来した。なぜ大阪城公園だったのか驚き以外ない。
●2位
●3位 コウライウグイスの飛来。
10/10に元ヘリポートで観察・撮影される。1993年5月に初記録されて以来23年ぶり2回目。再び大阪城公園に飛来するとは夢にも思わなかった。最初の観察当時の出来事を懐かしく思い出した。
●4位 白斑・腰黄色キビタキが観察される。
9/4~10/17にかけて8羽が観察された。当初はマミジロキビタキ♀と騒がれる。差はあるが全体的にはキビタキ♀型で、大雨覆に白斑、腰が黄色。本来東南アジアの越冬地で起こる夏羽への換羽が渡りの途中で始まった。過去の観察の中でまったく見られなかったものが、この年に突然複数羽観察されることの意味は。
●5位 春のハチクマ初観察。
5/8に♂成鳥1羽が修道館上を旋回、カラスのモビングを受けその後西へ飛去。秋の渡の時期には多少観察されているが春は初である。しかもカラスのモビングを受けるほど低い高度。
●6位 ハイタカ3羽のねぐらと保護放鳥。
飛騨の森をハイタカ3羽がねぐらとして利用。夕刻に帰ってきて早朝に出立する。12/11市民の森で数羽のカラスに押さえ込まれている幼鳥を保護し翌日生駒で放鳥。ハイタカの増加。この日は1日4羽の記録となる。
●7位 トモエガモの飛来。
12/17 東外堀で♂1羽が飛来。朝に観察されるが午後からは見られない。わずか半日の滞在。国のRDBでは絶滅危惧Ⅱ類に指定される。過去2002年♂1羽西外堀。2011年♂1羽主に北外堀。2014年♀1羽主に本丸日本庭園池の観察記録があり今回で4回目。
●8位 アカハジロの飛来。
11/22から12/10まで北外堀に滞在。交雑。国のRDBでは情報不足に指定される鳥。過去1990年♂1羽南外堀。1996年♂1羽南外堀。1999年南外堀に交雑1羽の記録があり今回で4羽目。
●9位 リュウキュウサンショウクイ
4/26市民の森で1羽が観察される。2011年の2羽以来2回目の記録である。今後分布が拡大し増加が予想されている種。今後の動向、観察記録は貴重。
●10位 アカショウビン
5/31市民の森で1羽が観察される。独特な鳴き声も聞かれる。大阪城公園では過去十数羽の観察記録があるが、あの姿や声は特筆できる。
1年間の鳥を振り返ることは自分の1年を振り返ることにつながる。
アオバズクの飛来やオオバン200羽超えはベスト10に入れたかった。悩んだ。他に今年もニシオジロビタキ越冬、コマドリ爆発、キビタキ乱舞など候補があったが、普通に思えるように贅沢になってしまった。
鳥からみると、ヒトなんて小さい。小さい。私の基本的な思い。
ヒトが滅んでも地球はありますが、鳥が滅んだら地球はありません。というよりヒトは生息できない。私の基本的な思いはこれです。
また、1年間ブログを続けます。
素面で書いていることは、ほとんどなく、酔っぱらって脱線したり、好きな事を書いたりしています。
でも基本、大阪城公園の鳥は皆さんに情報発信します。 今年もよろしくお願いします。
春ごろをめどに 「大阪城公園の野鳥」 を本にまとめています。A4版で230ページ程度になると思います。ご期待ください。