今朝は少し早足で歩くと汗をかく。昨日よりかなり気温が高いようだ。
今日も夏鳥は寂しく、オオムシクイが1羽太陽の広場東の森の東の通路沿いで鳴いたとの1件のみ。
実は昨日、大阪城公園 「初記録種」 が出た!
昨日、南外堀にカワウが3羽着水した。ちょうど朝日が逆光で水面に輝いてフォトジェニック。カワウが飛び立つ瞬間の羽を広げて助走するところを撮影しようと、感度を上げ、AFを全点にしてカメラを向けていた。
その中を横切った鳥。はじめはツバメかと。水面を飛び回っている。でも違うとカメラから目を離して見ると、イソシギが2羽追いかけ合っている。その設定のままレンズを向けて十数枚連写。
10秒ほどで2羽は大手門を超えて北へ飛び去る。カワウのためにあえて逆光の位置取りをしていたので、写真は、はっきりアンダーになっている。
再びカワウの撮影や飛んできたツバメの幼鳥を撮影して帰宅。
湯割りを飲みながらブログを。ちょっと昼寝してブログ完成。
その後、撮影した鳥を思い出し、パソコンに取り込む。拡大し明るくすると!イソシギじゃない!!
イソシギなら翼にはっきりと白い翼帯が見える。羽ばたきも独特。あの時瞬間よく見ないで、イソシギと決めてしまっていた。
一気に目が覚めた。
「キアシシギ」 だ。ただしキアシシギは珍しい鳥ではない。というより最も普通に見られるシギチの代表のひとつである。
大阪城公園で言えば、シジュウカラやメジロ程度。海岸や河川、干潟などへ行けば必ず見られる。
でも大阪城公園にキアシが?信じられない。今朝市民の森で出会った大将やK氏に見せるとやはり 「キアシシギ」
当然なのだが、やっぱりキアシ。
大阪城公園の野鳥の調査記録を長年続けている。そのデーターを記録しまとめるのは当然だが、もう一つ 「大阪城公園の野鳥 全種撮影」 も目標のひとつ。
このキアシシギで164種目になる。シギチをみると次の7種。
○ケリ(2000.4.9 空堀で撮影成功)
○ムナグロ(未撮影。2010.4.20 大将が撮影成功)
○コチドリ(数回の撮影成功)
○ヤマシギ(数回の撮影成功)
○オオジシギ(2002.4.22 豊国神社東で撮影成功)
○チュウシャクシギ(未撮影)
○イソシギ(2008.5.20 ほか撮影成功)
今回は新しくキアシシギが増えた。
新しく増えたのを偶然撮影できたのはうれしいが、本心は微妙。
なぜなら新しいのが増えるより、これまで撮影できていない種をやっつけていきたいのが本心。
つまり、本当はムナグロかチュウシャクシギだったらもっと嬉しい♪
大将のムナグロの写真を見るたびに羨ましくて! 今後大阪城公園でムナグロやチュウシャクシギに会えることがあるんだろうか(涙)
北外堀で越夏中のホシハジロとキンクロハジロとマガモ♂が一緒に、岸側に沿ってやってくる。
この時期マガモは珍しいと、待っているとどんどんと近づいてくる。パンでもねだる様子で足元に。
ところが、マガモはそこまで3羽できたのに、少し離れて堀の中ほどへ。 こっちを見て 「グゲェ・グガァー」 と鳴いている。
どうせアヒルやろと、なめていたら意外と野性味のある奴。
30年以上も前に琵琶湖の湖北へ 「カモ鍋」 を食べに行った。
もちろん野生のカモは一切食べない。いつも楽しませてくれて、心を豊かにさせてくれる野生のカモは当然絶対に食べない。
看板に 「天然マガモ」 などの店には入らない。 入口で最初に聞くのは 「天然か飼育か」
店は嘘でも 「うちは天然しか使ってません」
私は 「それなら結構です」 と店を後にする。
翌日、飼育している場所に見学に行った。ざっと数百のマガモ。いやアヒルと言うべきか。平場でニワトリのように飼われていた。
野生のマガモと、品種改良されて完全に肉や卵のために飼育されているアヒルとは色合いなどは似ていても違う。アヒルは腰の辺りからして明らかに大きい。
ところがアヒルとマガモが交雑しハーフ。そのハーフがアヒルと交雑。それがマガモと・・・・などなど。結局境目がアナログ状態。
で。今日のマガモはどう記録したらいいのだろう。
結論は付けずに、観察した形態や生態をそのまま記録するだけ。
コアジサシが見られない。ここ数年はこの時期には目にするのだが、今期数回の観察があるが、それだけ。増えてこない。
今日は帰途、いつもの繁殖地を確認に行った。
多分、工事が始まっていたり、機材が運び込まれていたりしているだろうと予想していた。
ところが、昨年と変わっていない環境。 なのに営巣が全く見えない。コチドリまで見られない。
広々とした工場跡地。高い塀に囲まれ人や犬、猫の心配はない。なのに。 今年は全国的にコアジサシの到着が遅れているのか。あるいは数が極端に少ないのか。
継続してコアジサシの繁殖地を調査観察されている方がおられたら、今年の状況をぜひ教えてほしい。
※追加情報=マミチャジナイ1羽。市民の森。
●今日の私を癒してくれた野鳥たち。
シジュウカラ、オオムシクイ、アオバト、カルガモ、ツバメ、カワウ、ホシハジロ、キンクロハジロ、マガモ、ヨシガモ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、マミチャジナイ。
今日も夏鳥は寂しく、オオムシクイが1羽太陽の広場東の森の東の通路沿いで鳴いたとの1件のみ。
実は昨日、大阪城公園 「初記録種」 が出た!
昨日、南外堀にカワウが3羽着水した。ちょうど朝日が逆光で水面に輝いてフォトジェニック。カワウが飛び立つ瞬間の羽を広げて助走するところを撮影しようと、感度を上げ、AFを全点にしてカメラを向けていた。
その中を横切った鳥。はじめはツバメかと。水面を飛び回っている。でも違うとカメラから目を離して見ると、イソシギが2羽追いかけ合っている。その設定のままレンズを向けて十数枚連写。
10秒ほどで2羽は大手門を超えて北へ飛び去る。カワウのためにあえて逆光の位置取りをしていたので、写真は、はっきりアンダーになっている。
再びカワウの撮影や飛んできたツバメの幼鳥を撮影して帰宅。
湯割りを飲みながらブログを。ちょっと昼寝してブログ完成。
その後、撮影した鳥を思い出し、パソコンに取り込む。拡大し明るくすると!イソシギじゃない!!
イソシギなら翼にはっきりと白い翼帯が見える。羽ばたきも独特。あの時瞬間よく見ないで、イソシギと決めてしまっていた。
一気に目が覚めた。
「キアシシギ」 だ。ただしキアシシギは珍しい鳥ではない。というより最も普通に見られるシギチの代表のひとつである。
大阪城公園で言えば、シジュウカラやメジロ程度。海岸や河川、干潟などへ行けば必ず見られる。
でも大阪城公園にキアシが?信じられない。今朝市民の森で出会った大将やK氏に見せるとやはり 「キアシシギ」
当然なのだが、やっぱりキアシ。
大阪城公園の野鳥の調査記録を長年続けている。そのデーターを記録しまとめるのは当然だが、もう一つ 「大阪城公園の野鳥 全種撮影」 も目標のひとつ。
このキアシシギで164種目になる。シギチをみると次の7種。
○ケリ(2000.4.9 空堀で撮影成功)
○ムナグロ(未撮影。2010.4.20 大将が撮影成功)
○コチドリ(数回の撮影成功)
○ヤマシギ(数回の撮影成功)
○オオジシギ(2002.4.22 豊国神社東で撮影成功)
○チュウシャクシギ(未撮影)
○イソシギ(2008.5.20 ほか撮影成功)
今回は新しくキアシシギが増えた。
新しく増えたのを偶然撮影できたのはうれしいが、本心は微妙。
なぜなら新しいのが増えるより、これまで撮影できていない種をやっつけていきたいのが本心。
つまり、本当はムナグロかチュウシャクシギだったらもっと嬉しい♪
大将のムナグロの写真を見るたびに羨ましくて! 今後大阪城公園でムナグロやチュウシャクシギに会えることがあるんだろうか(涙)
北外堀で越夏中のホシハジロとキンクロハジロとマガモ♂が一緒に、岸側に沿ってやってくる。
この時期マガモは珍しいと、待っているとどんどんと近づいてくる。パンでもねだる様子で足元に。
ところが、マガモはそこまで3羽できたのに、少し離れて堀の中ほどへ。 こっちを見て 「グゲェ・グガァー」 と鳴いている。
どうせアヒルやろと、なめていたら意外と野性味のある奴。
30年以上も前に琵琶湖の湖北へ 「カモ鍋」 を食べに行った。
もちろん野生のカモは一切食べない。いつも楽しませてくれて、心を豊かにさせてくれる野生のカモは当然絶対に食べない。
看板に 「天然マガモ」 などの店には入らない。 入口で最初に聞くのは 「天然か飼育か」
店は嘘でも 「うちは天然しか使ってません」
私は 「それなら結構です」 と店を後にする。
翌日、飼育している場所に見学に行った。ざっと数百のマガモ。いやアヒルと言うべきか。平場でニワトリのように飼われていた。
野生のマガモと、品種改良されて完全に肉や卵のために飼育されているアヒルとは色合いなどは似ていても違う。アヒルは腰の辺りからして明らかに大きい。
ところがアヒルとマガモが交雑しハーフ。そのハーフがアヒルと交雑。それがマガモと・・・・などなど。結局境目がアナログ状態。
で。今日のマガモはどう記録したらいいのだろう。
結論は付けずに、観察した形態や生態をそのまま記録するだけ。
コアジサシが見られない。ここ数年はこの時期には目にするのだが、今期数回の観察があるが、それだけ。増えてこない。
今日は帰途、いつもの繁殖地を確認に行った。
多分、工事が始まっていたり、機材が運び込まれていたりしているだろうと予想していた。
ところが、昨年と変わっていない環境。 なのに営巣が全く見えない。コチドリまで見られない。
広々とした工場跡地。高い塀に囲まれ人や犬、猫の心配はない。なのに。 今年は全国的にコアジサシの到着が遅れているのか。あるいは数が極端に少ないのか。
継続してコアジサシの繁殖地を調査観察されている方がおられたら、今年の状況をぜひ教えてほしい。
※追加情報=マミチャジナイ1羽。市民の森。
●今日の私を癒してくれた野鳥たち。
シジュウカラ、オオムシクイ、アオバト、カルガモ、ツバメ、カワウ、ホシハジロ、キンクロハジロ、マガモ、ヨシガモ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、マミチャジナイ。