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大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

12/25 オオバン あっさり70超え。

2014年12月25日 | Weblog
 クリスマス。日本ではカップルが二人で過ごしたりプレゼントを渡したりと、イメージは恋人たちの日。 先日TVを見ていると、欧米ではありえないと言っていた。
 この日は、早く家に帰って家族で一緒に過ごす大切な日。2人でデートなんてとんでもないと。

 バレンタインデー、土用の丑のウナギ、恵方巻き・・・などなど。みんな業界の戦略に乗せられているだけ。でも、何らかの理由を付けて楽しい時間を過ごすのは悪くない。もともとキリスト教徒でもないし・・・。早く帰っても、家族でお祈りするわけでもない。

 カモたちは恋の季節。例年この時期には、コガモの求愛が見られるのだが今期はまだ見ていない。 代わって今日は内堀で、ヨシガモの求愛ディスプレー。
 1羽の♀に4羽の♂が取り囲んで求愛行動を続ける。
 しばらく見ていた。♂って大変。♀は女王様。もちろん私は♂を応援。ガンバレ! でも勝者は1羽で3羽は負け組。

 ほとんどのカモは越冬地で相手を見つけペアになって北へ帰る。春に北の大陸に到着すると直ちに繁殖にはいる。
 虫が大発生し草が一気に伸びる、北の春はごく短期間。その間に子育てしないといけない。帰ってから相手を探していては時間が足りない。

 そのうち南外堀から 「ピッレッ・ピレッツ」 コガモの求愛の声も聞こえるだろう。

 オオバンはとうとう71羽。そのうちに70を超えると思っていたが、あっさり年内に達成。
 東外堀は27羽。南外堀2羽。西外堀3羽。北外堀39羽。合計71羽。 大阪府内の各地の状況はどうなんだろうか? 大変気になる。
 定点観察を続け、ブログなどでその結果を公表してくれる観察者が各地にいれば、お互いに大いに参考になるのだが。

 定点観察なんてつまらないと思うかも知れないが、続けると面白い。絶対にお勧め。 私はかって珍鳥派。全国の珍鳥を求めて東奔西走していた。
 でも、地元の大阪城公園に目が向いて、ひたすら記録を続けている。各地へ鳥見行も思い出がたくさんあるが、大阪城公園での思い出もそれ以上に。

 全国で地道に定点観察している方々。頑張ろう!

 カンムリカイツブリは今日も見当たらない。やはり行ってしまったのは間違いないようだ。代わりにハジロカイツブリでも来てくれないかなぁー。

 オカヨシガモは、東外堀、南外堀、内堀、北外堀で計123羽。内堀が85羽と大変多い。今後内堀が主になるだろう。
 ヨシガモは、東外堀、南外堀、内堀の計33羽。先に書いたように内堀では求愛ディスプレーも。本種も内堀が23羽と最も多い。内堀の東側、梅林の前だ。

 ヒドリガモは、東外堀、南外堀、西外堀、北外堀の計137羽。本種は最も多かったのだが、ずいぶん減少してホシハジロと逆転。
 マガモは、本丸日本庭園池に♂と♀。

 カルガモは、西外堀、本丸日本庭園池、北外堀の計25羽。
 ハシビロガモは、東外堀、南外堀、内堀、北外堀の計33羽。意外と増えない。
 コガモは、南外堀と内堀で10羽。

 ホシハジロは、東外堀、南外堀、北外堀の計179羽。北外堀が最も多く149羽。
 キンクロハジロは、南外堀、西外堀、内堀、北外堀の計75羽。

 ユリカモメは、東外堀、第二寝屋川、北外堀の計77羽。
 セグロカモメは、西外堀上飛翔と第二寝屋川で2羽。何故か例年より少ない。
 コサギ、人工川1羽。
 アオサギ、南外堀1羽。
 ゴイサギ、北外堀に成鳥1羽。

 カイツブリ、東外堀に3羽と西外堀1羽。
 カワウ、西外堀、内堀で8羽。

 ツグミ各所で19羽。シロハラ各所で20羽。ともに少ない。
 ハイタカ、市民の森上を飛翔。
 ルリビタキ♀型、市民の森1羽。
 シメ、市民の森1羽。

●今日の素敵な鳥たち。
 ツグミ、ハクセキレイ、シロハラ、オオバン、カイツブリ、ユリカモメ、シジュウカラ、メジロ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、マガモ、ハイタカ、ルリビタキ、シメ、アオバト、ジョウビタキ、アオジ、カワラヒワ、キセキレイ、コサギ、アオサギ、カワウ、セグロカモメ、ゴイサギ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。