大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

11/20 大阪城公園、今日は37種の野鳥。

2012年11月20日 | Weblog
 今日もカラたちの混群に出合った。昨日の場所から100メートルほど西側の、南外堀沿い藤棚近くだ。
 メジロ15羽ほどの群れに気づき、大まかにヒガラ4、ヤマガラ4、キクイタダキ3、シジュウカラ3。今日はコゲラも混じっている。
 動きに合わせて50メートルほど南外堀沿いに歩く。

 そのうえジョウビタキの♀もやってきてにぎやか。南外堀のカモをカウントする時間を与えてくれない。

 ジョウビタキは、東外堀沿い、太鼓やぐら跡、豊国神社東、元博物館、みどりのリズム、山里丸などなど各所で9羽。
 特に太鼓やぐら跡では、♀2羽が追いかけあい争っているところに♂も現れ激しい争い。「ヒッ・ヒッ・ヒッ」 とともに 「カッ・カッ・カッ」 とヒタキの語源になった声。
 1メートルほど離れてにらみ合いあ。「ジュルルルルー」 とくちばしを震わせて連続音で威嚇。

 ルリビタキはすべて♀型で、豊国神社東、太陽の広場東の森、天守閣東配水池。
 アオジは、もみじ園、豊国神社東など多くなってきた。

 みどりのリズムで、アキニレにアトリが18羽。群れて採餌。マヒワも混ざっている。その後同じ所にマヒワの群れ23羽。
 マヒワは、飛騨の森から北外堀へ飛び出す30羽ほどの群れも。

 キクイタダキは、南外堀沿いでの混群ほか、飛騨の森、太陽の広場東の森、本丸などでも。多分春までいてくれそう。
 昨日大将が、頭の羽を広げて、赤い色を全開で見せたまま行動しているキクイタダキを動画で撮影。こんなのには、なかなか出合わない。

 しかも、頭頂の羽は左右に開いて、中の赤い羽が見えると思っていたが、後ろから前に開いているとの事。不思議な記録。

 南外堀のヨシガモ♂は全く見られない!。♀型が4羽のみ。まだまだ移動中で、大阪城を越冬地と決めた訳じゃないようだ。残念。

 ヒドリガモも減少気味で、すべての堀で観察できたが、数は計86羽と百を切ってしまった。清掃作業で、浮草が減ったのが影響しているのだろう。

 セグロカモメが内堀の上を東から飛んできて、極楽橋でUターンし東外堀方向へ。
 北外堀ではユリカモメが3羽。すでに観察したとの連絡をいただいているので、今期初認ではないが、私は北外堀で見るのは初。

 オオバンは、北外堀で3羽のみ。隅から隅までじっくり探したのではない。石垣の間などに隠れているのかも知れない。

 都会の中の公園で、37種もの野鳥が観察できることを、多くの市民は知らないだろう。

●今日の鳥たち。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ハクセキレイ、カイツブリ、コサギ、キセキレイ、セグロカモメ、ユリカモメ、オオバン。
 メジロ、ツグミ、アトリ、シロハラ、マヒワ、ウグイス、ジョウビタキ、アオジ、ヒガラ、コゲラ、ヤマガラ、キクイタダキ、シメ、ルリビタキ、カワラヒワ、シジュウカラ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、アオバト。
コメント (2)
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