堅壮院メダカ庵

百姓生活やメダカ飼育についての日々の記録です。

師走ー13 「大晦日」

2006-12-31 | 自然と共生

○ 今日はP10706202006年最後の日でしたが、穏やかな暖かい日でした。午前中は正月のお飾り(しめ縄)を作りました。既に材料の準備は出来ていましたので、組み合わせて紐で縛るだけです。しめ縄にサカキ、ウラジロ、松、ヒイラギ、ユズを結わえました。それらしい形になったので、玄関、勝手口、納屋、トイレのほかメダカの池にもかざりまP1070618した。広い庭の掃除はすでにしてありますので、これで正月の準備完了です。

○ 午後からは団地の家で洗車と部屋の掃除でした。焼酎を飲みながら掃除をしましたが、私が掃除すると小さな部屋はすぐに終わってしまいます。そこで、ゴルフクラブを一本もってホースランドパークに行きP1070619ました。10分ほどで着きますので、2頭の馬がトレッキングしている以外はだれも見られない広い芝生でクラブの素振りをして、のんびりとすごしました。

○ 今年は45年間にわたるサラリーマン生活を辞めた年です。ここで45年間の締P1070624めくくりもしておかなければなりませんが、6ヶ月前から気楽な生活に入っていますので実感はありません。せめてパソコンの中身を掃除しようと思って、今年写した写真CDに移しましたが、CD4枚になりました。このうちブログには1200枚あまりを使わせていただきました。

○ 家計簿の整理もしました。今年は半年間働きましたので、なんとか辻褄が合いまP1070625すが、来年からは雀の涙ほどの年金でどのように生活するべきか不安になります。出て行く金を少なくするしか方法はありませんので、酒は焼酎野菜を食べて肉と魚はひかえ、は農村ベンツ、ゴルフは月に3回ぐらいに抑え、旅行は控えめにしなければならないでしょう。

○ 健康面では、体重79㎏血圧のコントロールはうまくいっていて130~140の範囲で推移しています。視力の状P1070623況はかなり悪い状況ですが、今年中に大きく変化はしなかたようです。来年は悪いところをいたわりながら生活して行くことになりそうです。

○ 私の拙いブログにお付き合い頂きました有り難うございました。良いお年をお迎えください。

   


師走ー12 「初雪」

2006-12-30 | 自然と共生

P1070609 ○ 昨日から寒波が襲来し、我が家の辺りにも初雪が降りました。道路も薄くが積もっていましたが、車の走行には支障はありませんでした。

信楽のタヌキメダカの水槽の氷の上にもが積もりました。きれいに咲いていたサザンカもこの寒さP1070611では萎んでしまうことでしょう。

畑でニンジンやネギを引き抜こうとしましたが、土の表面も凍っていましたので、鍬で掘り起こしました。これからは野菜の収穫も冷たくて大変です。しかし、霜に当たった冬の野菜はとても美味しくなります。これも冬の味覚です。

○ 今日はごP1070612近所の友人のお母様が亡くなられて葬儀に参列しました。先日は若い方の葬儀でしたが、長い人生を誠実に生きてこれれた方の場合は、故人に親切にしていただいた思い出も多く、心を込めてご冥福をお祈りいたしました。

○ 午後からは、連れ合いと二人で正月用のをしました。私の父母が生きていた頃はP1070610モチをつきましたので、臼と杵はいまも保存していますが、現在、我が家の餅つきは餅つき機を使用します。2升の餅米で70個ほどのモチができましたが、一部はダイコンおろしに浸けてたべました。とても美味しく正月気分になりました。正月になると照葉樹林食文化が我が家の食卓に溢れます。 P1070615


師走ー11 「千の風」

2006-12-28 | 自然と共生

P1070591_1   ○ 今日は葬儀に参列しました。涙・涙の葬儀でした。亡くなられた方は私の知人の子供さんです。このご両親が結婚されるに当たっては、私が結婚式の司会を務めさせていただいたという因縁もありますので、私も涙がこぼれて止みませんでした。年の順に亡くなるのは仕方がありませんが、自分のP1070595_1子供を亡くすることは「逆縁」といって人生で一番悲しいことです。

○  「千の風になって

 私のお墓の前で 泣かないでくだい                   そこに私はいません 眠ってなんかいません              千の風に 千の風になって               あの大きな空を 吹きわたています

秋には光になって 畑にふりそそぐ          冬はダイヤP1070604_1のように きらめく雪になる                  朝は鳥になって あなたを目覚めさせる                  夜は星になって あなたを見守る

私のお墓の前で 泣かないでください                  そこに私はいません 死んでなんかいません  千の風に 千の風になって                                              あの大きな空を 吹きわたっています

千の風に 千の風になって              あの 大きな空を 吹きわたってP1070594います

あの 大きな空を 吹きわたっています

(作者不明)                                


師走ー10 「山の神」

2006-12-27 | 自然と共生

○ 今日はP1070593暖かい日です。このところ穏やかな日が続いていますので、我が家のサザンカ満開を続けています。軒下に筵を広げ、藁を取り出して正月のお飾り(しめ飾り)を作りました。藁を綯って藁細工を作るわけですが、私は誰に教わったわけでもなく、祖母が作っていたのを思い出しながら我流で作ります。

正月のおP1070589飾りは、家の玄関、勝手口、井戸、納屋、トイレなど昔の農村生活で大切なところに飾りますが、藁細工ウラジロサカキヒイラギダイダイ(柚)を付けますが、意味は良く解りませんがをベースにしながらもを奉るような内容です。正月が近づくと農村には照葉樹林文化が受け継がれているような気になります。

○ 一昨日P1070597、例年のように集落の愛宕山サカキを取りに行きました。この山は海抜219㍍で、市内では2番目に高い山です。拙宅は海抜90㍍あたりにありますから100㍍あまり登ることになります。何故かこの山にはたくさんサカキがあります。ツバキやカシの山道を登って行くと頂上に祠があります。

昔は「愛宕請」という田舎の「」があって、各家庭から重箱にご馳走をP1070575つめてこの山の祠の前に集い、酒を酌み交わしたものです。私はこの趣旨は知りませんが、恐らく「山の神」を奉り山の恵みに感謝するためだと思われます。最近ではこの請は途絶えていますが照葉樹林文化のひとつに「山や森の精霊に似た『山の神』の信仰と儀礼」ということがあります。

愛宕山P1070579祠の近くに小さな水溜まりがあり、その中でイノシシが泥遊びをした跡が生々しく残っていました。一人で静かな山の中にいると山の精霊イノシシに襲われそうそうな気がして、サカキの枝を取って急いで下山しました。

○ 今日作った藁の飾りにサカキ等をを付けて玄関や勝手口にP1070578飾るのは大晦日です。我が家だけでなくどこの家にも『山の神』は住んでいると思われますので、来年も怒らせないようにお祀りし、大P1070586 切にする必要があると誓う年の瀬です。

    


師走ー9 「また??(キムチ)」

2006-12-24 | 自然と共生

P1070498○ 今日はクリスマスイブ。連れ合いに教会のクリスマス礼拝へ誘われましたが断り、ひとり高校駅伝のテレビを視ながらキムチを肴に焼酎を飲んでいました。

冬の日は家の中も暗く陰鬱ですP1070560が、例年、知人から頂く赤いポインセチアが際だって美しく見え、気持ちを明るくしてくれます。二匹のネコは毛が多くなり良く太ってきました。物置の電器温水タンクの上で昼寝です。

○ 先般作ったキムチ(??)が好評で、昨日は大阪・鶴橋のアP1070574ジアタウンのキムチを頂きましたが、我が家のキムチの方が美味しいと思いました。私の作り方は神戸・長田の韓国食材店で教わった方法ですが、使用するハクサイ、ダイコン、ニンジン、ネギなどは私が栽培した新鮮素材です。

昨日は大きなハクサイ3個を四P1070561つ切りにして3時間ほど塩漬けにし、それを軽く水で洗ってから、連れ合いが調合してくれた唐辛子などの調味料ハクサイの葉の中に挟み込みました。大きなハクサイ3個分を漬けると大きな樽がいっぱいになりました。これで正月のキムチOKです。

このとこP1070562ろ、食事には毎食必ずキムチを食べるようになりました。唐辛子は南米が原産と聞きますが、キムチには照葉樹林食文化凝縮されていると言えます。韓国には200種類ほどのキムチがあると聞きましたが、ハクサイはまだ60個ほど畑にあります。このキムチで乗り切ろうとおもいます。

(チャングムのP1070569写真は昨夜のNHKテレビから拝借しました。)