安寧ー５ 「円高株安」

○　去る２３日は二十四節気の霜降でしたが、今朝は寒いと感じましたので、猫のハウスにヒーター付きの座布団を入れてやりました。庭のツワブキが黄色い花をつけ、サザンカの垣根ではピンクの花が咲きました。

○　昨日、今日は「円高株安」で経済界は混乱の極みです。今日は平均株価が一時、７，０００円を割ったとニュースは伝えています。私も小さな金融機関でしたが、６年間にわたって代表理事を務めましたので、グローバル化した金融の中身については、多少は理解できます。金融機関のみならず、企業や投資家の困惑の状況は理解できます。

○　現在の 私は、メダカを飼育しながら百姓に勤しんでいますので、金融危機の影響はほとんどありません。一寸だけ株式をもっていますが、売り買いはしておらず、年金生活ですので日々の経済社会とは関係なく、メダカのような質素な生活に明け暮れています。

○　稔りの秋になり、我が家の畑は溢れんばかりの野菜が生育し、さながら野菜のジャングルです。米も豊作でしたし、芋類もたくさんとれました。まさに食料備蓄の兵站基地のようです。カロリー ベースの自給率は１，０００％以上確保されていると思われますので、少々の不況があっても、私の食生活は安泰です。ただし、調味料と動物たんぱく質は必要です。

○　最近は、知人が次々と、今が旬の黒大豆や里芋などを採りに来られます。今日は親戚の者がが来て十数種類の野菜や新米、柿などを持って帰りました。明日は大学時代の友人ご夫妻が来られます。たくさんの野菜を差し上げたいと思っております。我が「メダカ塾」に毎日のように来客があるのは嬉しいことです。

○　先日、小野市の水田脇に県営事業で造ったたビオトープに行ってみました。この近くにあるＪＲ加古川線の駅舎にそば屋が併設されているというので立ち寄ってみました。ビオトープにはハヤらしい魚はいましたが、メダカの姿は今回も見られませんでした。

○　私がメダカと生活を始めてから１０年ほどになりますので、メダカに関しては何となく専門家になったような気がします。世界の経済が如何に混乱しようとも、メダカに学びながら質素な生活を続けたいと思います。

（新聞記事は２８日の朝日新聞朝刊から拝借しました。）              

安寧ー４ 「あわじ花さじき」

  ○　このところ晴天が続いています。昨日は西宮の孫が来てくれました。私と一緒に露天風呂にはいりましたが、孫は２時間余りも露天風呂で遊びました。

○　今日も晴天でした。月曜日は大学の授業の日です。大学までは田舎道を車で行きますが、途中の田んぼにもコスモスが満開になっていました。大学の桂も色づき、学生諸君のファッションもキャンパスも秋の風情です。今日は汚染米の流通について説明しました。ＭＡ（ミミマムアクセス）米を説明するには、ＷＴＯやＧＡＴＴの説明も必要でした。

○　学科長の教授から、来年度も授業を担当するようにとの要請を受けました。また、公衆衛生学等の先生を探して欲しいとの依頼をうけましたが、これは難題です。知人の医師にも相談していますが、獣医師や保健婦などの方でご希望の方はご連絡ください。

○　一昨日の１８日（土）は久しぶりに淡路島に行きました。公務員時代の先輩の叙勲祝賀会でしたが、氏は公務員を退職してから議員になられた方ですので、公務員、淡路地域の方々の他にも政界の方も多数出席されており、３００人を越える盛大な祝賀会でした。

○　余りにも天気が良いので、ホテルの西側にあたる山の尾根にある「あわじ花さじき」というフラワーガーデンに登ってみました。ここは、私が公務員の時代に責任者の１人として担当して設置した施設です。明石海峡大橋の開通を記念してオープンしましたが、約１６㌶に及ぶ広大な花畑です。明石海峡や大阪湾を見下ろす山の上にあり、コスモスやサルビアなどの花が咲き乱れていました。

○　当時、皇太子ご夫妻にもご覧いただきましたが、約１０年を経過したいまも、広い駐車場は満杯の盛況でした。オープンに当たっては幾多の課題がありましたが、職員が力を合わせて課題処理に努力したことを思いながら園内を歩きました。しかし、何よりも嬉しかったことは、多くの人々に楽しんで頂いている様子を確認できたことです。

○　農作業をしようと思いつつ、愛車のベンツで明石海峡大橋を渡って家に帰ると、大変な事態が待っていました。先週の日曜日、孫と一緒に我が家の庭に仕掛けた罠にアライグマが掛かっていたのです。庭の樅の古木の根本に、アブラアゲ、煮干し、フライドチキンの骨などをいれておきましたが、見事に捕獲しました。昨年に続いて２匹目ですが、我が家の庭まで出没しているとは・・・・。ベンツで市役所に運んで処理をお願いしました。

               

安念ー３ 「秋たけなわ」

○　秋たけなわの候です。我が家の桂の葉も黄色に色づき始めましたが、桂は春は一番に芽吹きますが、秋の落葉も一番です。桂が色づくと香ばしい臭いを出すようで、木の近くに行くと植物が発酵する臭いがします。柿もたわわに実を付け、色づいてきました。

○　昨日と今日は秋の快晴でした。昨日は今月になって４回目のゴルフでしたが、今日は友人が２人野菜などを取りに来られました。黒大豆の枝豆が食べ頃です。葉菜類は新鮮で綺麗に生育しましたし、里芋やダイコンも美味しくなりました。

○　１２日の日曜日は、集落の神社の秋祭りでした。私は御神輿を担ぐ役割でしたが、高齢に加えて膝の持病もありますので、私にとっては重労働でした。連休ということもあって孫が遊びに来てくれました。孫は白装束を着て御神輿を担いでいる私を見つけてくれました。

○　お祭りから家に帰り、孫は早速メダカ捕りをしました。まだ５才ですが、網で上手にメダカを捕ってくれました。田んぼビオトープにはたくさん繁殖していますので、孫が採ったメダカをご近所のため池に放流しました。来年、どれだけ繁殖するかが楽しみです。

○　孫は私の農作業を手伝ってくれました。里芋掘り、ダイコン引きは渾身の力をこめて採りました。黒大豆の収穫は連れ合いと一緒にがんばりました。トラック（ベンツ）に乗るのが嬉しいようでした。

○　先日、加古川市のコスモスを見に行きました。加古川市志方町の東地区に約３０㌶にわたって大規模にコスモスが栽培され、「コスモスまつり」がが開催されていました。地区の６カ所にまとまったコスモス畑があり、丁度満開でした。「コスモスまつり」は１９日（日）までのようですので、美しい田園風景を見にいってください。            

安寧ー２ 「人間万事塞翁が馬」

○　９月８日は二十四節気の白露でした。今日は４４年前に東京オリンピックの開会式が行われた日で、「めがねの日」や「おとと（魚）の日」とも云われます。ＪＡの暦には「まぐろの日」「釣りの日」ともなっています。何となく魚に関係する記念日のようです。

○　我が家がある谷間の村も好天に恵まれ、特産の山田錦の刈り取りが始まりました。山田錦は稲の背丈が長く、米も大粒であるため、倒伏しやすい品種です。その上、稲穂は一定の方向を向かず、絡み合うように稔ります。今年は台風の襲来が無かったので、豊作が期待されるようです。

○　昨日から黒大豆の枝豆を食べ始め、今日はサツマイモを掘りました。寒村で１人で農作業をしていると、何となく人恋しくなりますが、古希が近くなると出かけるのも億劫になります。思えばこの７０年間に実に多くの人々に巡り合いましたが、最近はごく限られた人々と接する毎日です。

○　私の知人の住所録には、現在、４５１名が登録されています。小学校から大学までの友達と、会社員、公務員、漁業組合に勤務し、仕事を通じて交流のあった方々が大部分で、北海道から沖縄、外国の方もおられます。年賀状を交換するだけの人もありますが、無二の親友もたくさんおられます。

○　私はこれまで、これらの人々にお世話になりながら暮らして来ました。友達に会い、友達と話すことによって、自分の進むべき道を選択してきましたので、大きく方向を誤ることはありませんでした。その変わり独自性の無い生活でした。これではノーベル賞は無理ですね？。

○　「林住期」という年代を通過し、間もなく「遊行期」と云われる年代に入ります。人生哲学を完成させる年代です。体力がある間に出来るだけ多くの友人にお会いしておきたいと思っています。農繁期も終わりましたので、大学の授業の合間を縫って、精力的にドライブ旅行を計画してみようと思います。　      

安寧ー１ 「神無月」

○　韓国語で「??????？」（アンニョンハシムニカ？）は日本語では「おはよう」「こんにちわ」などの挨拶用語ですが、これを漢字語に翻訳すると「安寧（あんねい）でいらしゃいますか？」と云うことになります。今月からは、ラジオの韓国語講座も新しいステージに入りました。

○　神無月に入りました。神様がみんな出雲大社に集合しておられるため、私の近くには神様が不在ですので、今月は「安寧」の日々でありたいと思います。

○　我が家の庭や公園などのキンモクセイが甘い香りを放っています。キンモクセイの臭いが強い年はマツタケが豊作だと云われています。丹波の有力者にマツタケをお願いしていますので、間もなく但馬牛と丹波マツタケのスキヤキが食べられることでしょう。我が家の畑では、白菜、ネギ、春菊などが順調に生育しています。

○　今月に入ってから、すでにゴルフは２回行きましたが、今日は、２回目の大学の講義でした。食料の自給率について、農業白書から抜粋して資料を作成して説明し、県の資料で「ごはん」を食べて「日本型食生活」を推進することの必要性を話しました。

○　阪神タイガースのピンチは続いています。我が家のトラ猫のように、厳しい顔つきで、優勝を勝ち取って欲しいものです。