堅壮院メダカ庵

百姓生活やメダカ飼育についての日々の記録です。

弥生のころー4 「中古部品の体」

2017-03-31 | 自然と共生

〇 今日で3月も終わりです。昨日は4月中旬の暖かい日で久しぶりに

ゴルフにゆきましたが、今日は冷たい冬の雨が降っています。各地

で桜が開花したとの報道がありますが、こちらの桜はまだまだ蕾が

固いようです。ボケはつぼみが膨らみました。

               

〇 3月は色々な病院に行きました。眼科では黄班変性は治っていり

が、視力が0・1なのは仕方がない。耳鳴りがするので耳鼻咽喉科に

に行きましたが、歳をとって聴力が落ちると耳鳴りが聞こえると言って

ビタミン剤を処方されました。腰が痛いので整形外科にゆきましたが、

腰の骨がずれているので、痛み止めの膏薬を貼っておくようにとのこと

でした。農作業をして帰る途中に目まいがして失神しましたので、内科

の診察をうけましたが、心臓が弱いかもわからないとのことで、24

時間心電図を装着され、酒を控えるようにと指示されました。

           

〇 「眼耳鼻舌身意」は人間の六つの感覚器官ですが、私の体はこれら

すべてが中古部品のように不完全になっています。歯医者でも歯は沢山

残っているものの、歯茎がが痩せているとのことでした。私は一体どの

ように生きて行けばよいのでしょうか????明日からは4月ですが

中古部品の集合体では活動は極度に制限されます。

                 

 「咲く桜 咲いてる桜も 散る桜」 詠み人知らず

 「炊くほどは 風が持て来る 落ち葉かな」 良寛


弥生のころ - 3 「お彼岸」

2017-03-20 | 自然と共生

〇 今日は彼岸の中日です。お墓参りに行かれた方が多いと思われますが

彼岸の意義について考えてみましょう。

「彼岸」とは「悟りの世界」のことで、私たちが住む「迷いの世界」の

彼方にあるところで、お彼岸は「悟りの世界」を目指して実践行をう

期間とされています。

                 

〇 その実践行とは「六波羅蜜」といって、布施波羅蜜を始めとして

持戒・忍辱・精進・禅定・般若波羅蜜の六つですが、これらの実践行を

お彼岸の期間に毎日ひとつずつ行い、中日には六つまとめて行うそうです。

               

〇 仏教はお釈迦様の智慧と慈悲の教えに基づいていると言われますが、

念仏を唱えて慈悲を求めるだけでなく、実践行を行うことで自ら智慧

を会得するのがお彼岸の意義ともいえるようです。

               

 「彼岸きて 八十路を辿る 道を行く」 道生


弥生のころ ー2 「確定申告」

2017-03-16 | 自然と共生

〇 昨日までで所得税の確定申告期間は終わりました。近年は年金

だけしか収入はありませんでしたので、市役所で市民税の計算に

必要な書類を出すだけでしたが、今年は少しだけ譲渡所得がありま

したので税務署に申告しました。申告書を書いて驚きました!なんと

税金が111万円あまりでした。がっくりしました。

                

〇 例年のように庭木の剪定をしていただきました。300坪ほども

ある広い敷地なので庭師の作業は3日間かかりました。切り落とした

枝の処理は私の仕事ですが、これも大変な作業です。

       

〇 一週間ほど前にイカナゴ漁が解禁になりましたが、今年は極端な

不漁とのことで、浜値で20キロが11万円もした日があったとの

ことです。あまりに高いので毎年つくる釘煮用の生魚まで手が出ない

ようです。でもこの季節は釜揚げは食べたいですね。

             

 「春が来て 税金とられて 涙する」 道生

            


弥生のころ -1 「啓蟄」

2017-03-05 | 自然と共生

〇 3月に入りかなり暖かくなりました。今日は二十四節気の「啓蟄」

で、虫たちが冬ごもりから出てくるころのようです。我が家の庭の梅

やクリスローズも花を付けました。暖かくなると農作業ですが、3日

にはジャガイモを200株植え付けました。

               

〇 先日、奄美大島の友達から「たんかん」をたくさん戴きました。

中の袋の皮が薄くて甘いみかんです。彼は無農薬で栽培されているよ

うですが、昨年は害虫が発生して島外への持ち出しが禁止されて

いました。

                        

〇 今年も私が卒業した大学のプランクトン研究室の連絡誌である

「PLO通信」が送られてきました。卒業して55年にもなりますので、

私は長老級ですが、昨年10月に研究室に行ってメダカの話を講演した

ことを書きました。

                   

〇 「200食は花咲くころか十亀(とがめ)氏の歓びの詠心待たるる」

この歌は2月27日の朝日新聞歌壇に掲載された妹の歌ですが、受刑者

の気持ちを詠んだもののようです。

                     

 「悔しいね 確定申告 払い込み」道生