抜物語ー９ 「晩夏」

○　暑かった８月も今日でおわりです。先週、「処暑」が過ぎて大雨が降り、畑も冠水状態になりましたが、今週からは秋らしい気候に変わりました。

○　２２日の月曜日は、天気が悪くて農作業が出来ませんでしたので、西宮の孫のところに行き、孫と遊んで焼酎を飲み、一緒に昼寝をしてきましたが、至福の一時でした。

○　今月は猛暑の日が続きましたが、計画どおりにゴルフは５回も行きました。熱中症で倒れるゴルファーもあったようですが、私は無事に酷暑の夏を乗り切りました。一昨日は秋らしいさわやかな天気で、これからはゴルフシーズンです。

○　明日からは９月で、明日は二百十日です。台風が襲来すると言われる日ですが、先日来、日本に接近中の台風１５号は、今朝温帯低気圧にかわりましたので一安心です。しかし、現在は風が強く、近畿各地に警報や注意報が発令されています。

○　秋冬野菜の植えつけを進めてめていますが、昨日はネギと馬鈴薯大根の播種を予定しています。 専業の百姓ですので農作業に明け暮れるのは当然ですが 、体力の衰えは否めません。

○　来月は稲刈りもしなければなりません。焼酎馬力で頑張りたいと思います。

　「酷暑過ぎ　空には秋の　いわし雲」　道生        

夏物語ー８ 「メダカの学校」

○　今日は二十四節気の「処暑」で、暑さがおさまる頃です。この半月ほどは酷暑の日々が続いていましたが、今夜あたりには一雨降ると天気予報は報じていますので、、雨が降るのを待っています。蝉も暑いのか、我が 家の網戸にやって来て、羽を休めています。

○　先週の土曜日（１７日）、県立フラワーセ ンター の夏のイベントということで、「メダカの学校」を開催して、来園者にメダカについてパワーポイントのスライドで説明しました。

○　暑さが厳しいときですので、来園者は少なく、「メダカの学校」に参加してくれた人は７人だけでしたが、熱心にメダカの話しを聞いて頂きました。基本的には子供達を対象にして説明しましたが、子供の年齢差もあり、私の説明も専門用語が混じりますので、父兄の方から多くの質問が出た感じでした。

○　それでも、メダカすくいやクイズをして、それぞれお土産とメダカを１０匹ほどずつ差し上げました。飼育方法は十分説明しておりますので、元気に飼育されていることでしょう。

○　暑いので水稲はすっかり穂が垂れて好調です。２・３日前に、農薬散布のヘリコプターがやって来ました。ため池の水も少なくなりましたが、あと半月ほどで水田の水をおとしますので、米の収穫は大丈夫でしょう。しかし、これから秋冬野菜の播種や定植をしなければなりませんので、いずれにしても雨が降ってくれることを願っています。

○　昨日は、２週間ぶりにゴルフに行きましたが、スポーツ飲料などをガブガブ飲みながらのプレーでした。ゴルフが終わると体重は２㎏ほど減っていました。総理大臣はお盆休みはゴルフ三昧のようｄすが、酷暑の中では老年者にとってゴルフは重労働です。しかし、今月中に後２回の予定があります。帰宅後に焼酎を飲むと疲れが一層激しくなりました。

　「暑すぎて　百姓仕事は　朝のうち」道生          

夏物語ー７ 「お盆」

○　今日はお盆です。このところ酷暑といえる日々が続いており、先日は高知県の四万十市で４１℃を記録したことが話題になっていますが、私のメダカ庵がある山奥の村も、暑いのは同じことです。数日前には私の知人が４人でゴルフに行ったところ、そのうち３人が熱中症でダウンしたとのことでした。因みに、私は今週のゴルフはお休みです。

○　秋冬野菜を植えるために畑の準備を続けておりますが、午前中だけは暑さを我慢しても、午後まで農作業をする気持ちにはなりません。今日はお盆ですので、午後からは連れ合いの親族の墓がある神戸市の鵯墓園へ墓参りに行き、孫達の健やかな成長を見守って頂きたいとお願いしました。

○　今週は孫達がメダカ庵に勢揃いしました。私と一緒にそば打ち体験や野菜の収穫も手伝ってくれましたが、一緒に水を入れた露天風呂に入って快適な時間を過ごしました。生後ヶ月の孫は、広い部屋を這いまわり、疲れたのか大の字になってお昼寝です。

○　中学生と小学生の孫は１学期の成績表を持ってきて見せてくれましたが、私の子供の頃よりも良い成績なので、嬉しくなりました。以前はセミやメダカ取りをして遊びましたが、孫達も大きくなってきたのか、一緒に勉強をしていました。それでも夜には思う存分花火をして遊びました。

○　今年のスイカはアライグマの被害から免れたと思っていましたが、最後になって５個ほどやられました。でも２０個以上収穫していますので、アライグマにも分けてやるべきでしょう。

　「盂蘭盆に　こころ新たに　墓参り」　道生

　「ああ暑い　金がないので　なお暑い」          

夏物語ー６ 「立秋」

○　８月に入ってからは毎日のように夕立が降り、蒸し暑い日が続いていますが、今日は二十四節気の「立秋」です。私はメダカ庵で孤独な生活が続いています。

○　メダカ庵の庭は木々が繁り、ジャングルの様相を呈してきました。それでも夏の花であるサルスベリが白とピンクの花をつけ、メダカの池の側ではナツスイセンが咲きました。この暑さでメダカは至って快調に繁殖しており、水の中で涼しそうです。

○　水田では水稲が出穂期になりました。５月の末に田植えをしましたが、順調に生育しております。幸い、農業用水も十分にありますので、このまま害虫や台風などの被害に遭わずに収穫期まで生育してくれることを願って下ります。

○　暑い日が続きますので、暑気払いの気分もあって、昨夜はハモ鍋を食べました。暑い時に鍋料理は更に熱いですが、ハモは夏の魚です。焼酎の水割りを飲みながらハモを頬張ると誠に甘露、甘露でした。

○　夏野菜のシーズンも終盤です。スイカは２５個ほど収穫し、今日は畑に残っていたカボチャを１０個ほど取りました。５月中旬に植えたサツマイモも掘ってみましたが、食べられる程度に大きくなっていました。

○　これから９月にかけて秋冬野菜の植えつけですが、取りあえず地這いキュウリと九条ネギの苗を近日中に植え付ける予定です。そして今日、秋植えの馬鈴薯とニンジンの種を買いました。

○　明日からは厳しい残暑の日々が続くようですが、取りあえず明日はゴルフの予定です。今月はゴルフの予定が５回ですが、老体に鞭を打ちながら農作業とゴルフに励みたいとおもいます。

　「爺さんが　酷暑の畑で　農作業」　道生

　「暑いとて　止むにやめれぬ　ゴルフかな」