堅壮院メダカ庵

百姓生活やメダカ飼育についての日々の記録です。

師走ー4 「年越しソバ」

2013-12-31 | 自然と共生

○ 今日は大晦日で、朝から比較的暖かい晴天です。私の生活は今年もつつがなく暮れようとしていPc310093ます。しかし、政治情勢は右傾化が顕著になり、来年の予算を見ると増税や社会福祉の後退など、こころ穏やかではない年の瀬です。P6150081

○ 今年になってソバ打ちをはじめましたので、今日も朝から年越しソバを打ちました。韓国へ行って買ってきたソバ粉を使いましたが、上手にできました。回を重ねるごとに上達しているようです。今回は近所のゴルフ友達にも差し上げました。

○ また、今年Pc300082は初めてフナ寿司つくりに挑戦しましたが、昨日食べてみると上等の出来映えでした。琵琶湖の沖ノ島の漁業者に獲っていただいたニゴロブナを3月P9280045から7月まで塩漬けにし、7月に塩分を効かせた米飯に漬け込みました。初めてですので滋賀県の知人にお世話になりましたので、美味しくできました。これRscn6221照葉樹林食文化の極致ともいえる食べ物です。

○ 今年は百姓に専念する平凡な生活でした。野菜は豊作でしたが、旅行は6月に孫と北海道に行ったこと、9月に韓国の友人を訪ねたグルメ旅、そして11月は世界一周クルーズで知り合った福岡のご夫婦に案内していただいた阿蘇旅行だけでした。しかし、Pb050063それぞれ思い出に残る楽しい旅でした。

○ 12月にPc170040急死しましたので、寂しい喪中の越年です。年賀状は印刷済みでしたので、遠くの方々には発送しましたが、正月飾りの注連縄は省略です。なお、妹には死亡叙勲ではありますが単光章が追授されることになったようです。

 「ソバ食べて 思い返すは この一年」 道生 

      


師走ー3 「打ち納め」

2013-12-27 | 自然と共生

Dscn6376○ 師走もいよいよ押し迫りました。今日から年末の寒波がやってきて、小雨も降ってきて寒い日です。

○ 24日に続いて昨日は今年最後のゴルフでした。今年の打ち納めというところです。今年は41回プレーをしましたが、その結果として、先日、今年後半のハンディキャップの通知がありましたが、現在の実力はHDCP30です。このことは、平均100打前後でプレーをしているということで、スコアは悪いですDscn6377が元気に遊べたことをうれしく思います。

○ 私は視力が悪く、100ヤード先のボールが見えない状況ですが、いつも一緒にプレーをするパートナーの方々には大変お世話になりました。最近のゴルフ場はキャディーが少なくて原則的にはセルフプレーですので、私のボールを見てくれるパートナーが無ければゴルフはできません。冬の寒い間は原則としてゴルフはお休みです。来年も続けたいと思いますPc230053が、友達のご協力が必須条件です。

○ 農作業も最後です。先日、連れ合いに手伝ってもらって大豆の脱穀をしました。枝豆で食べた残りの丹波黒大豆白大豆です。天候をみて、庭にブルーシトを敷き詰めて大豆の枝をプラスチックの箱に打ちつけると、大豆の実がはじけました。もっと効率的Pc250056な脱穀機もありますが、少量ですので原始的な方法で作業をしました。それぞれバケツ一杯ほどの大豆が採れました。

○ これで今年の農作業も終わりです。来年の3月に馬鈴薯を植えるまでは専業百姓も失業です。しかし、冬野菜やイモ類、穀類など食用農産物は30種類ほどありますので、冬篭りには十分です。冬至も過ぎましたが、寒くなるのはこれからです。酒を飲みながら冬眠生活にはいります。

 「冬眠の 日々は酒飲み 寝て暮らす」 道生   


師走ー2 「残菊」

2013-12-18 | 自然と共生

Pc180043○ 師走も半ばを過ぎて寒い日が続いています。今日は朝から冷たいが降っており、玄関脇に自生している残菊を濡らしています。植木鉢で栽培した菊はこの寒さで枯れているのに、自然に任せている菊は寒さにも強いようです。

○ が亡くなって2週間あまりが過ぎ、来る21日の土曜日には三・七日の法要を行います。妹の家の宗派は浄土宗で、「南無阿弥陀仏」と唱えれば誰でも極楽浄土に往けるPc170042と説いています。

○ しかし、人間が死んでから来世に到着するまでには「中有」(中陰)という期間があり、死者の魂は地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天六道の間をさ迷っておりますが、途中では閻魔大王の裁きも受けなければならないため、残された者は魂Img141が無事に天界の極楽浄土に往けることを祈って7日ごとに法要を行います。

○ 私の農作業ほ大豆の脱穀を残すだけで、忘年会のお誘いもほとんどご遠慮しておりますので、師走の間は特別な予定もありません。一日おきには妹の祭壇にお参りに行っておりますが、その度ごとに幼い頃からの貧しかった田舎暮らしのことを思い出します。四十九日の満中陰を迎えるまでは追悼の日々です。

○ 年末といえば年賀状を書く時期ですが、すでに年賀状の印刷を終えていましたので、急に喪中のご連絡への変更もできません。失礼とは思いますが、遠Pc160028くの方々にはそのまま発送させていただき、一部の方々には寒中見舞いを差し上げたいと思います。

○ 一昨日はが来てくれました。誕生日を迎えたばかりですが、上手に歩けるとうになりました。孫たちの健やかな成長が唯一の楽しみです。

 「残菊や 師走の雨に 白い花」 道生

  (写真の仏像は、小野市浄土寺の国宝阿弥陀三尊です。)

   


師走ー1 「色即是空」

2013-12-10 | 自然と共生

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○ 去る12月6日、私の俗名未那子が突然亡くなり、昨日、大勢の人々に見送られて葬儀を終えました。69歳でした。

○ 妹は同じ市内に住み、約40年に亘って幼稚園教諭をつとめ、退職後も元気にボランティア活動などをしていましたが、死因は心筋梗塞による突然の死でした。

○ 私は般若心経の「色Pc080042即是空」という言葉を信条としながら日々を大切に生きようと努めてておおりますが、妹の死を見 て「形あるものは必ず滅する」という世のならいを再認識するとともに、改めて「色即是空 空即是色」という言葉の重さを実感しております。

○ 私は4人兄弟で、兄と二人の妹がおりましたが、兄は4年まえに癌で亡くなり、今回は末の妹が亡くなりましたので、私ともう一人の妹が残りました。兄も未那子も日本人のPc090068平均寿命を待たずして他界しましたので、私もその日が近いことを覚悟しなければなりません。

○ 今年も師走にはいり、「歳月人を待たず」と月日は過ぎて行きます。「毎日を一生」と思いながら、その刹那を大切に生きてゆかなければならないと思います。Pc100075

○ 庭のサザンカが咲き、毎日散歩するホースランドパークの森も落ち葉を敷きつめたようになりました。山の木々は春になればまた新芽を出しますが、人間は日々老化の一途です。人の世のすべては悲しいものです。合掌

Pc020014_2 「逝く人も 残る人も みな仏」 道生