君は転んで血を流す

もう僕は夢のあとが見たいから

BIRDS/COIL 12.1.23

2012-01-26 04:21:40 | 今日の好きな歌





いよいよ真冬って感じですね。




近所のレコード店に行って何気なく新譜のコーナーを見てたらアジカンのベストの宣伝が凄くて
ほぼ全曲の歌詞をコピーして貼り付けて異様な状態にしちゃってるという推しっぷり。
ここまでされたら流石に手にしたくなってしまうな(笑
それと同時に、やっぱりレコード店とかって面白いですよ。店によって個性が出ますから。
だからもうちょっとパッケージとか気にする人が多くなると、戻って来てくれると嬉しいなあ。

それはそうと、一日遅れなのにいぬぼくの感想が本館でもトップクラスに読まれてます。
藤原ここあの漫画は高校生の時に沢山読んでたので少しでもプッシュしていけたらなあ、と思いますね。
色々と盛り上げていかなくちゃ。





【第143回】 BIRDS/COIL




元々COILはこの曲を出すまでコミカルな楽曲を中心にシングルカットしてたんですけど
この曲からガラッと雰囲気も曲調も変わって名曲生産マシーンにシフトしたって思い出があります。
だからこの曲って当時相応にセンセーショナルで
それでいて相当に沁みる曲になってて。
個人的に、いつもはおバカに弾けてる人が急に真面目な部分を見せるのって凄い好きなんですよね。
だって明るい部分だけの人間っていないじゃないですか?暗いだけの人間もいないと思うし。
表裏一体だと思うんですよね、要は。
それと単純にそういう切り替わりが面白いって点もある(笑)。
ギャグ漫画がシリアスになるのも個人的に大好きな人間なので。


【僕の身体は君にはふさわしく出来てはいないんだね あーやだな】

たったワンフレーズなのにこの的確さ。
誰かと繋がりたいのに
その実ズレをごまかしきれないジレンマ。
「あーやだな」っていうのも大げさじゃなく普段着の気持ちって感じでリアルだなあ、と思いますね。
昭和のフォークの名曲と並べても遜色ないんじゃないか、ってくらい堂々とした名曲です。
ちなみに私はこの曲で「有終の美」って言葉を学びました。役得。