真冬の雨は冷たい。
最近思うんですが、最初の2~3話でメインキャラを殺してそれで話題を引く、って
そういうやり方には正直辟易しているっていうのがありますね。
要は人の死で興味を引いてる訳で・・・
まあそれも描き方次第ではあるんでしょうが、年食って親戚の方の訃報を何度か経験した今では正直受け付けない部分がある。
きっと生理的なものなんでしょうけどね。萌えアニメと思わせといて~とか、正にそれじゃないですか。うーん・・・。
これも頭が固くなってきた、って事なのかな。だとしたらちょっと悲しい変化かもしれないな。
そんな事を言いつつ、趣向なんてその時々で変わっていくものなんで断言こそ出来ないんですけどね。
取り合えず今は身に沁みるような話の方が好きって事かな。
後はオルタナティヴであるかどうか。
なんて事を気にしつつ、基本的には何も考えないつもりで気楽に面白がれたら最高なんですが。
【第137回】 SATELLITE LEAGUE/おとぎ話
【小さな世界が見えるよ 意味はとっくに無くなってるよ】
語り口調から一気に情感溢れるサビに突入する正真正銘のオルタナ・ソング
途中のラフに歌うぶっきらぼうな雰囲気もまた好みの一曲なんですが
このフレーズが個人的に凄く好きでね。
意味を持ってやってるつもりでも
意味があるように思えても
もうとっくにそんなもの存在しねえんじゃねえか、って。そんな投げやりな気持ちになる事は確かにあるし
無作為に走ってるのとその先を見据えて走ってるのとでは全然心持もモチベも違うから。
だから、見極めたり確認したりする事が重要っていうか
時には俯瞰して考えるのも絶対に必要だよな、と。
これからは個々が考えを持って動く時代なのでは、とかそんな風な考えも想起させる一曲です。最近よく頭の中で鳴ります。