君は転んで血を流す

もう僕は夢のあとが見たいから

アンテナ/セカイイチ 12.1.5

2012-01-10 18:09:07 | 今日の好きな歌





正月が過ぎるのは早いね。




アクエリオンがやってた当時っていうのは本当に暇人で仕事もしてなければ誰とも会話もしてない
正にザ・廃人って感じの時期で恐らくあの時期ほど精神的に酷かった時期もない気がする。
なんであの辺りに放送してたアニメに対する思い入れは相当強かったり。
まあそれもまちまちですけど(笑)。
でも空気感も変わってないのは驚いた。あの頃の自分まで思い出しちゃったんだよ。
それって案外凄い事なのかもしれないです。続編があって良かったのかも。

作品を積み重ねる事って馴れを生む危険性もあるけれど
逆に感覚を思い出せる利便性もあるなあ、ってちょっと考えました。
当時とは感性も違ってるから
改めて得るものもあるし。
その辺はどっこいどっこいなのかな、結局は。いつの時代も思い出があるのは良い事なのかも。





【第125回】 アンテナ/セカイイチ





【僕は愛されたい きっと僕はバカだ】

人間完璧にはなれないのに
それでも誰かに褒められたい求められたい愛されたい
そんな人間の愚かさを
端的に表した名フレーズがこれ。分かりやすい、けど切ない。
楽曲自体もアコギでガチャガチャ弾きたおすようなシンプルでラフなものなんですけど
だからこそ伝わってくる思いもシンプルで突き刺さりやすい。
素朴さを逆に尖らせたような楽曲の妙は
今聴いても非常に新鮮で
感じる部分が多々ありますね。無力を感じつつも、確かに自分の本心を吐き出してるような
剥き出しの生々しさが鳴ってるような、そんな一曲です。
アルバムではラスト前の目立たない位置ですが
個人的にこの曲は重要だったりします。
無添加だと思いますから。


【生きる事に騒ぎたい】

あとこの歌詞、非常に良く分かる。滅多にお目に掛かれない名フレーズだと思います。度々頭の中に浮かぶし。