5月業界考
さて今年度自動車整備業のレバーレートは更に上昇、しかも急激に上がる年度だと私は思っております。
レバーレートと言うのは我々業界の「時間単価」いわゆる「工賃」であります。事業所単位で設定してます。
例えば標準作業点数表を基点に、1.5時間の作業ならばレバーレート(数千円~)×1.5が「標準的な工賃」になるわけです(独自算出の事業所も、もちろんあります)
本来「レバーレート」には工場の設備機器の維持管理費も入っていると言う概念なのだが、当の我々がその本質を見落とし、いつの頃からか「単純な人件費」と捉えてしまっている。
と言う事に気付きはじめ、そして社会の機運も上がり、統計によればレバーレートは数年前から右肩上がりの上昇を続けております。
ただ、上げたいから上げるばかりではございません。特に大きい事業所などは整備士が足りない、しかし残業は出来ないときているのだから、その中で社会のために持続出来る一つの答えがレバーレート設定なのだと。
そして大ジャンプをするのが今年度(多分)
では「お前のところはどうなのだ」と問われれば、「へえそれなりに」そして堂々と「上げております」と答えるだろう。
車両本体価格だってまだ上がる。部品だってそうですよ、まだ上がります。
総じて「車の維持管理」は今までと比較にならないくらいの費用がかかる。
何かしたい人、今のうち!お早く!! わはは
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