6月30日(金)本日のごはんは、
「ごはん」
「ゴーヤチャンプル」
「ジャーマンポテト」
「中華風スープ」でした。
本日のおすすめメインは、「ゴーヤチャンプル」です。チャンプルとは、沖縄の方言で「ごちゃまぜ」という意味です。ゴーヤは、今が旬の夏野菜です。東南アジアが原産で、表面にあるイボと、独特の強い苦みが特徴の野菜です。ゴーヤの苦み成分である「モモルデシン」は、水に溶けやすいため、塩もみをして水分を出すことで苦みを和らげることができます。そのため、切り口が増えるほど苦み成分が抜けやすくなります。
今日は、塩もみをしたゴーヤと一緒に豆腐、赤ピーマン、にんじん、ほうれん草などを炒め、しょうゆ、酒、砂糖、みそで味付けをしました。ほんのり苦みを感じながらも、旬のおいしさや特徴を味わうことのできるメニューでした。また、こどもたちには実際にゴーヤに触れてもらいました。「表面は硬いけど、中は柔らかいね」や「中の柔らかい部分は食べられないよね」などいろいろな声が聞かれました。
こどもたちは、「ごはんと一緒に食べると美味しい」と言いながら、味わって食べていました。
午後のおやつは、「水無月(みなづき)」と「お茶」です。
「水無月」は京都発祥の和菓子です。京都では、6月30日を1年の半分にあたる日として、半年の間に身についた災いを払い落とし、残り半年の無病息災を願う「名越の祓(なごしのはらえ)」という行事が行われます。昔、「名越の祓」の際に氷を食べて暑気を払う風習がありましたが、氷が貴重なものであったため、氷に似せたお菓子の「水無月」を食べていたそうです。今日は、おおわだ保育園でも「水無月」を提供しました。もっちりとした食感のういろうに甘納豆がたまらないおやつでした。