12月6日(火)本日のごはんは、
「ごはん」
「はまちの照り焼き」
「大根炊き」
「里芋のみそ汁」でした。
本日のおすすめメインは、「大根炊き」です。大根炊きは、京都府の12月の風物詩です。京都府のお寺では、体が冷える冬になると、大量の大根を煮て参拝者に振舞うそうです。大根は、昔から心身の解毒作用や諸病除けに効くと言われており、温かい大根を食べて風邪をひかずに寒い冬を乗り切ろうという昔の人の想いが感じられる行事です。今日は、大根と厚揚げをしょうゆ、砂糖、みりんで味付けをして、じっくりと煮込みました。だしがしっかりと効いていて、大根と厚揚げに味がよく染みています。優しい味わいに仕上がり、身体が温まる一品です。
午後のおやつは、「石垣まんじゅう」と「牛乳」です。
石垣まんじゅうは、大分県の郷土料理です。大分県に根づく食文化の1つに、粉食文化があります。昔、大分県では米作りに適さない台地が多くありましたが、整備されてからは小麦などの穀物栽培が盛んになったそうです。粉食文化から生まれた「石垣まんじゅう」は、昔の人が農作業の合間に食べるために作られたおやつと言われています。今日は、小麦粉の代わりに上新粉を使用して作りました。もっちりとした食感の生地の中に、角切りにしたさつまいもがごろごろ入っていて、素材の甘さを感じることができるおやつです。