日本語の「は」と「が」について。

象は鼻が長い=∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)}。
とりあえず「三上文法」を「批判」します。

(438)「鏡の中の、上下左右」。

2019-12-26 14:41:32 | 「鏡の中の、上下左右」

(01)
「チコちゃんに叱られる!(令和元年12月21日、再放送)」でも取り上げられた、「鏡は左右にするが、上下を逆にしないのはなぜか(Why do mirrors reverse left and right, but not top and bottom?)」という疑問は、英語圏に於いても、「FAQ(Frequently Asked Questions)」の「典型」である。
(02)
「コピー用紙」等に、「(油性)ペン」で「AE」と書くと、当然、

といふ風に、見える。
然るに、
(03)
① チコちゃんが言ふやうに、「左右にする」といふのであれば、「AEの文字」は、「鏡の中」では、

といふ風に、見える。
然るに、
(04)
②「コピー用紙」は、「十分に薄い」ため、「明るい方向」に向ければ、
②「表に書かれた文字」を、「裏側から、透かして見る」ことが出来る。
然るに、
(05)
②「AEの文字」を、「裏側から、透かして見る」と、この場合も、

といふ風に、見える。
従って、
(03)(04)(05)により、
(06)
①「鏡」に映ってゐる「∃A」といふ「形(輪郭)」は、
②「AE」と書いた「紙」を、「裏側から、透かして見る」際の「形」に「等しい」。
然るに、
(07)
①「人間」は、「AEといふ文字」が書かれた「Tシャツ」を、着ることが出来る
従って、
(06)(07)により、
(08)
①「鏡」に映ってゐる「文字」だけでなく、
①「鏡」に映ってゐる「人間」の場合も、「形(輪郭)」に関しては、
②「背中裏側)」を見せてゐるときの、「形(輪郭)」に「等しい」。
従って、
(08)により、
(09)
①「鏡の中の文字」と、
①「鏡の中の人間」は、「両方」とも、
①「表面」は、「こちら」を向いてゐて、
②「輪郭」は、「あちら」を向いてゐる。
従って、
(09)により、
(10)
①「鏡の中の人間」は、
①「表面」に関しては、「回れ右」をして、 「こちらを向いてゐる」にも拘らず、
②「輪郭」に関しては、「回れ右」をせずに、「あちらを向いてゐる」。
従って、
(09)(10)により、
(11)
①「鏡のの人間」と、
②「鏡のの人間」を、「混同」すると、
①「鏡は左右を逆にするが、上下を逆にしないのはなぜか」という疑問が、生じることになる。
然るに、
(12)
「紙の面やTシャツの表」は、「次元」であるが、
「人間」は「次元(上下・左右・前後)」である。
然るに、
(02)~(11)により、
(13)
「以上の説明」と、「次元・次元の話」は、「関係」が無い
従って、
(13)により、
(14)
「鏡を正面から見たときに手前逆転し、左右や上下はそのまま映す。」といふ「説明」を、されたとしても、
「鏡は左右を逆にするが、上下を逆にしないのはなぜか」という疑問が、無くなるわけではない。


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