音楽療法のライブ日記

音楽療法士がお届けする、日々の活動記録と情報発信のブログです。

iPS細胞を使った臨床研究

2017-02-04 08:16:47 | 音楽雑記
今日は立春らしく、穏やかで暖かい日差しが入ってきます

2月に入って明るいニュースが届きました。
【他人の細胞から作った人工多能性幹細胞(iPS細胞)で網膜の細胞を作製し、
患者に移植する理化学研究所などの臨床研究について
厚生労働省の再生医療等評価部会は1日、計画を了承した。
今年前半にも手術が行われる。他人由来のiPS細胞を使う臨床研究は世界初。
再生医療の研究は費用低減などで実用化を目指す新たな段階に入る。】
<2017/02/01 16:04配信のインターネットニュース(産経新聞)に掲載>

このニュースは難病と闘って生活されている多くの方々にとって、
希望に繋がる未来の一歩を感じられたことと思います。

パーキンソン病患者・家族の会の支援として音楽療法を始めとして
年間行事に関わらせていただいて17年目を迎えました。
2000年の秋から活動が始まりましたが、何も知らなかった難病のこと、
現状のこと、生活のことなど多くを教えていただく中で、
少しでもお力添えができることがあればとグループの仲間と活動してきました。

音楽療法のひと時は外出されるきっかけになるよう、
安心して楽しめることを心掛けてきたつもりです。
多くの方は人生の先輩でしたので、お一人おひとりの人生と音楽との繋がりを
教えていただけたことは私の宝になりました

iPS細胞を使って作った神経細胞を、パーキンソン病患者の脳に移植して
治療を目指す臨床研究が、京都大iPS細胞研究所(山中伸弥 所長)の
高橋淳教授らのグループにより進められています。
今回のニュースのように一日も早く患者さんの臨床に繋がることを願うばかりです
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