おうみ進学プラザ 先生ブログ

先生たちがリレー形式でブログを作成。
どの先生が登場するかはお楽しみ。

月が出た出た、月が出た!自分のまわりに月が出た!

2012年09月20日 | 日記

真野教室から川合です。

最近でも盆踊りで「炭坑節」は流れるのでしょうか。

ちょっと古いフレーズで始めてしまいましたが、

中3生と小6生が今「月の見え方」に取り組んでいます。

「月の見え方」は、私が子どもの頃から苦手な生徒の多い単元でしたが、

実はとっても簡単なんですよ。

今から書くとおりに、思い浮かべてみて下さい。簡単に分かりますから。

  1.今、あなたはクラスの真ん中に座っています。

  2.全員が前を向いて授業を聴いています。

  3.ここで、あなただけがきょろきょろよそ見をして、友だちの顔を見まわします。

  4.友だちの顔は、どんな風に見えますか?

    顔と髪の毛のバランスが、月の見え方になるのです。

  5.前の座席の友だちは、後頭部しか見えませんから髪の毛で真っ黒ですね。これが新月。

  6.後の座席の友だちは、顔が丸見えですね。これが満月。

  7.左横と右横の友だちは、どちらも前半分が顔ですから半月ですが、首を下にして立てると、

   それぞれ右半分が輝いている上弦の月と、左半分が輝いている下弦の月に分かれます。

  8.左斜め前と右斜め前の友だちは、どちらもほとんどが後頭部の髪の毛なのですが、

   ちょっとだけ顔がのぞき見えるのです。この顔の部分が輝いているので、三日月のような

   細い月になります。

  9.左斜め後と右斜め後の友だちは、どちらもほとんどが顔なのですが、

   ちょっとだけ後の髪の毛がのぞき見えるのです。この髪の部分が陰になるので、少し欠けた

   レモンのような月になります。

どうですか、イメージできましたか?

実際に学校の教室で、真ん中に座って試してみると分かりますよ。

画像は授業時の板書です。

逆さまになっているのは、真ん中の自分が見まわすからです。

すべて首を下にして立てると、月の見え方が分かります。

さぁ、9/30は中秋の名月です。

次の満月にはぜひ戸外で月を見上げて下さいね。(おっと、車には気をつけて!)  

 


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