比嘉光龍(ふぃじゃ ばいろん)でぃち言やびん(と言います)、ゆたさるぐとぅ(よろしく)うにげーさびら(お願いします)」。さて、うちなぁぐち(おきなわ語)についてあれこれうんちくをこのブログ上で書いてみようと思います。毎週更新ですのでぜひ、読んでください。
「うちなぁぐち」とは「おきなわ語」という意味で、「沖縄」とだけ言う時には、「うちなぁ」と言います。皆さんに覚えてもらう為にこれから「うちなぁ」という言葉を多用したいと思いますので、ゆたさるぐとぅ(笑)
さて、第一回目は「なんくるないさ」と言う言葉について。
まずは、「なんくる」と言う言葉ですが、「自然に」とか「ひとりでに」という意味なんです。「ないさ」ですが、日本語に直すと「なるさ」という意味になります。
したがって、「なんくるないさ」を日本語に直訳すると「自然になるさ」と言えるでしょう。しかし、これでは意味がわかりませんよね。もう少し日本語的に分りやすく直すと「なんとかなるさ」と訳すのが一番近いでしょう。
「なんくるないさ(なんとかなるさ)」ですが、今では、ある作家さんが本に書いたプラス、あるゴルファーさんがCMで使った(笑)ということでかなり、うちなぁの若者たちや、うちなぁ好きな人たちに広まっているようです。
しかし、この言葉はなんでもかんでも「なんとかなるさ」と、日常連発する言葉ではないということを知って欲しいんです。
この言葉の真意は「人事を尽くして天命を待つ」という意味です。つまり、力のかぎり努力をした、これだけ頑張ったのだから後は運を天に任そう。そういう意味で「なんくるないさ」とうちなぁでは昔から使われてきました。努力もなしに、仕事や勉強など、いい加減にした後に、「なんくるないさ」とは使えないんですね。
text:比嘉光龍
「うちなぁぐち」とは「おきなわ語」という意味で、「沖縄」とだけ言う時には、「うちなぁ」と言います。皆さんに覚えてもらう為にこれから「うちなぁ」という言葉を多用したいと思いますので、ゆたさるぐとぅ(笑)
さて、第一回目は「なんくるないさ」と言う言葉について。
まずは、「なんくる」と言う言葉ですが、「自然に」とか「ひとりでに」という意味なんです。「ないさ」ですが、日本語に直すと「なるさ」という意味になります。
したがって、「なんくるないさ」を日本語に直訳すると「自然になるさ」と言えるでしょう。しかし、これでは意味がわかりませんよね。もう少し日本語的に分りやすく直すと「なんとかなるさ」と訳すのが一番近いでしょう。
「なんくるないさ(なんとかなるさ)」ですが、今では、ある作家さんが本に書いたプラス、あるゴルファーさんがCMで使った(笑)ということでかなり、うちなぁの若者たちや、うちなぁ好きな人たちに広まっているようです。
しかし、この言葉はなんでもかんでも「なんとかなるさ」と、日常連発する言葉ではないということを知って欲しいんです。
この言葉の真意は「人事を尽くして天命を待つ」という意味です。つまり、力のかぎり努力をした、これだけ頑張ったのだから後は運を天に任そう。そういう意味で「なんくるないさ」とうちなぁでは昔から使われてきました。努力もなしに、仕事や勉強など、いい加減にした後に、「なんくるないさ」とは使えないんですね。
text:比嘉光龍
毎回、楽しみにしてます。
しかし、うちなーぐちって、外国語ですね。。。
長崎生まれの長崎育ちなんですが、唄三線に魅了されて習っています。
「なんくるないさぁ」ですが、私が所属している流派のコンクールを受験した時に、その流派の宗家が同じ事を話されていました。
やはり、日々の積み重ねは大事ですね。
アップされて随分と時間が経つ記事に、今更ながらコメントしてすみません。