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ちはら屋~沖縄暮らしのステキなものたち vol.4 千原礼子

2009年09月22日 | 火曜(2009年9~10月):千原礼子さん
みなさま、こんにちは。
シルバーウィーク、いかがお過ごしですか?

さて、今回は題して
「リピートしています!普段づかいのお気に入りのお店。外人住宅編☆」
です。

アメリカ統治が長かった沖縄では
県内各所に駐留軍人向けの住宅が点在しています。
通称外人住宅と呼ばれているそれらは
徐々に民間に払い下げられて
築50年近くになるにもかかわらず
若い人たちに人気の住居や店舗になっています。

人気の秘密はその独特の雰囲気。
天井が高く、扉が大きく、ひろびろとした間取り。
ひさしがごく短いためでしょうか。
室内に入ると、とても明るく感じます。

読谷にある、
PANCAKE HOUSE JAKKEPOES(パンケーキハウス ヤッケブース)
も、そんな外人住宅を改装した店舗のひとつです。
ふわふわのパンケーキはそれ自体に甘みがほとんどない
本場アメリカンタイプ。
たーっぷりのソースでいただきます。
こちらは「ストロベリーパンケーキ」♪



焼きたてのパンケーキにフレッシュなストロベリーソースと
たっぷりの生クリーム
ホットケーキのように甘くないので、
ソーセージやベーコンとの相性も抜群。
「エッグ&ミート」は、
ミートを、ソーセージ、ベーコン、スパムから選べます。



日航アリビラからも近く、週末は朝9時から営業しているので、
ゆっくりめの朝食にもおすすめです。


すこし疲れているときに、なぜか無性に行きたくなるのが
宜野湾にあるCAFE+MORE オウチ。
沖縄の食材を使った、野菜たっぷりのお料理がいただけます。
お料理をつくるのは
雑誌『おきなわいちば』でレシピを紹介していた関根あさこさん。

写真は、本日の日替わりプレート。



鶏肉はほっくりとやわらかく、
スパイスのきいたスープは深い味わい。
体が芯からあたたまります。
しょうが入りの紅茶をポットでたっぷりいただいて、
本など読んでゆったりしたころには、
心も体もすっかり元気になっているのでした。


さいごは、浦添にある午後のおやつにぴったりの
oHacorte(オハコルテ)というフルーツタルトのお店です。
サクサクのタルトに、旬のフルーツがたっぷり。



左から、洋ナシとカボチャのタルト、フレッシュベリーのタルト、巨峰のタルト。
ほかにも季節のタルトが15種類そろっていて、
何度行っても飽きません。
芝生のお庭にある手作りの小屋でいただけば、
ちょっとしたピクニック気分。



この周辺は他にもパン店や雑貨店が続々オープンしていて
楽しい散歩道になっています。


それぞれ、読谷、宜野湾、浦添と別々の場所に
あるお店ですが、なぜかどの外人住宅街でも
すらっとしたネコが散歩しています。

本土のネコと、かなり異なる体つきは
そのルーツが遠く、異国にあるからでしょうか。
緑の多いのどかなこれらの場所。
そう遠くない過去に、
異国の人々が奥さんや子供やネコとともに、
確かに、ここで暮らしていたということ。
今では想像するしかないそんな風景を
あれこれと思い浮かべる場所でもあるのでした。





text :千原 礼子




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