みなさま、こんにちは。
今回は紅型の素敵な雑貨のお話です。
「紅型」といえば、赤や黄の原色が鮮やかな琉球時代からの染物ですが
その伝統を受け継ぎながら、
若い作家さんから、感性豊かな雑貨がつぎつぎに生まれています。
紅型を習い始めてから、そんな小物が気になりだしました。
今回は、なかでも特にお気に入りの作家さんの作品を
いくつかご紹介します。
*( )内はブランド名、もしくは工房名、屋号などです。
縄トモコ(紅型ナワチョウ)さんは
伝統の柄をモダンに取り入れている作家さん。
シックで大人っぽい作風です。
こちらはお弁当派におすすめのマイ箸袋。
シックな漆塗りの箸と、箸先カバーもセットです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/b7/2f8ef882a2140fde50702909e5205572.jpg)
このほかにも、陶器に紅型柄を染め付けたインテリアプレートや、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/60/b34afa58381dfc892ad8902eb38926e0.jpg)
フランスパン専用バッグなど新鮮な作品が並んでいます。
一部インターネットでも購入できますが、
ぜひ南城市のcococo工房(コココこうぼう)へ。
隣にはZAKKA CAFE チチがあって、
オーガニックハーブティーなどでゆるりとできます。
八重瀬町の虹亀商店では、
やんばるの森を描いたTシャツを発見。
オーガニックコットンでやわらかな肌触り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/61/fadc9be7a254bbc94f7fe79a185747aa.jpg)
県外ではあまり報道されていないのですが、
やんばるの森の一部が、米軍のヘリパッドになろうとしています。
歌手のUAさんや森岡尚子さんも参加している反対運動に
作家の亀谷明日香さんが共感。
森を守りたいというメッセージをこめて作ったTシャツ。
売上金の一部がやんばるの森の基金になるのです。
こちらは店名にもなっている「虹亀Tシャツ」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/69/71c629d0a24953510aff76f2293dc95f.jpg)
亀のしっぽが虹に!
亀谷さんはポップでカジュアルなデザインが特徴。
虹亀商店の他、
インターネットや残波岬ロイヤルホテルでも購入できるそうです。
「琉球のカエルTシャツ」はインパクト大。
黒のラグラン袖もおしゃれ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/91/a0bb4073a96f2706ecfde3695d108536.jpg)
長堂嘉史さんのデザインは、オリジナリティーがあって男性的。
紅型のイメージが変わります。
長堂さんは革職人でもあり、こちらのお財布の縫製は彼の仕事。
しっかりしたつくりのお財布です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/e0/d95da708bdb41b11030bcd665b1b6596.jpg)
紅型を染めたのは、賀川理英(紅型だいだい)さん。
だんなさまの宜保聡(紅型工房くんや)さんも紅型作家で、
着物や帯で個展をひらく実力派。
琉球ぴらすなどで購入できます。
若手ながら、着物の世界で受賞暦の多い
宮城守男(守紅)さんの作品が、
雑貨なら気軽に手に入ります。
こちらはキュートな紅型のお守り。
なかに魔よけの島マース(塩)が入っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/9f/cef9e7af7b3ec2f39dbae78dd135caa9.jpg)
ときどき目がキラキラ光るヤンバルクイナを作っているそう。
もし見つけたらかなりのレアものです☆
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/aa/c9ce4eddd9e30370e3f1f9041513c361.jpg)
「波乗りヤンバルクイナ」の子供用Tシャツ。
他にテディベアやブックカバーも素敵です。
作品は県立博物館・美術館内ショップや
沖縄すたいるなどで購入できます。
糸満市の工房でも販売していますが、
手の離せない作業をしていることもあるので、
一度電話してからがおすすめです。
かわいいふきんは沖縄市のBirdland caféで発見。
こんなふきんがあれば、台所仕事も楽しいですよね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/77/c45e8903ce3239e33e56131ddd10f3b4.jpg)
岩井尚子(りるけ屋)さんのデザインは、
まるで絵本の世界のよう。
こちらは小さながまぐち。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/2c/2ed990802ae14f49d7113aaae248b369.jpg)
内側の布もキュートなんですよ~(^-^)
「TUKTUK」や「おにわ市」でも購入できます。
最後は
首里の静かな工房で、
母子三人で制作を続ける長山紅型工房(TIDA MOON)。
店内はガーリーな雰囲気の雑貨でいっぱい。
ブーゲンビリアの子供服は何回洗っても、
生地がぱりっとして、色落ちしません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/60/cc5b9d9f27d1096bd0b3f86e9c6eac40.jpg)
デザインや染色は
伝統工芸士の長山幸子さんとお姉さんの石嶺麻子さんが、
服や小物の縫製は
妹の呉屋由紀子さんが担当しています。
ほとんどの工房で、
「急ぎでなければご希望にそって染めさせてもらいます」
と、声をかけてくださいます。
紅型は型があるので、
同じ柄をTシャツやバッグなど好みのものに
染めることが可能なのです。
素材やサイズなどもふくめて、
自分だけの雑貨をつくる楽しみも味わえます。
高価な着物や帯を作るのと変わらない、
伝統的な工程を経て、ひとつひとつ職人が手作りする紅型雑貨。
ふだん使うものに、少しだけ、
華やかな沖縄の美しさを取り入れるのが
最近のひそかな楽しみなのでした。
text :千原 礼子
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/a0/f5ae8052ccf6bda381176ca4ebe10895.jpg)
★沖縄観光の旅行雑誌を作る会社が素顔の沖縄を紹介するサイト
今回は紅型の素敵な雑貨のお話です。
「紅型」といえば、赤や黄の原色が鮮やかな琉球時代からの染物ですが
その伝統を受け継ぎながら、
若い作家さんから、感性豊かな雑貨がつぎつぎに生まれています。
紅型を習い始めてから、そんな小物が気になりだしました。
今回は、なかでも特にお気に入りの作家さんの作品を
いくつかご紹介します。
*( )内はブランド名、もしくは工房名、屋号などです。
縄トモコ(紅型ナワチョウ)さんは
伝統の柄をモダンに取り入れている作家さん。
シックで大人っぽい作風です。
こちらはお弁当派におすすめのマイ箸袋。
シックな漆塗りの箸と、箸先カバーもセットです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/b7/2f8ef882a2140fde50702909e5205572.jpg)
このほかにも、陶器に紅型柄を染め付けたインテリアプレートや、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/60/b34afa58381dfc892ad8902eb38926e0.jpg)
フランスパン専用バッグなど新鮮な作品が並んでいます。
一部インターネットでも購入できますが、
ぜひ南城市のcococo工房(コココこうぼう)へ。
隣にはZAKKA CAFE チチがあって、
オーガニックハーブティーなどでゆるりとできます。
八重瀬町の虹亀商店では、
やんばるの森を描いたTシャツを発見。
オーガニックコットンでやわらかな肌触り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/61/fadc9be7a254bbc94f7fe79a185747aa.jpg)
県外ではあまり報道されていないのですが、
やんばるの森の一部が、米軍のヘリパッドになろうとしています。
歌手のUAさんや森岡尚子さんも参加している反対運動に
作家の亀谷明日香さんが共感。
森を守りたいというメッセージをこめて作ったTシャツ。
売上金の一部がやんばるの森の基金になるのです。
こちらは店名にもなっている「虹亀Tシャツ」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/69/71c629d0a24953510aff76f2293dc95f.jpg)
亀のしっぽが虹に!
亀谷さんはポップでカジュアルなデザインが特徴。
虹亀商店の他、
インターネットや残波岬ロイヤルホテルでも購入できるそうです。
「琉球のカエルTシャツ」はインパクト大。
黒のラグラン袖もおしゃれ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/91/a0bb4073a96f2706ecfde3695d108536.jpg)
長堂嘉史さんのデザインは、オリジナリティーがあって男性的。
紅型のイメージが変わります。
長堂さんは革職人でもあり、こちらのお財布の縫製は彼の仕事。
しっかりしたつくりのお財布です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/e0/d95da708bdb41b11030bcd665b1b6596.jpg)
紅型を染めたのは、賀川理英(紅型だいだい)さん。
だんなさまの宜保聡(紅型工房くんや)さんも紅型作家で、
着物や帯で個展をひらく実力派。
琉球ぴらすなどで購入できます。
若手ながら、着物の世界で受賞暦の多い
宮城守男(守紅)さんの作品が、
雑貨なら気軽に手に入ります。
こちらはキュートな紅型のお守り。
なかに魔よけの島マース(塩)が入っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/9f/cef9e7af7b3ec2f39dbae78dd135caa9.jpg)
ときどき目がキラキラ光るヤンバルクイナを作っているそう。
もし見つけたらかなりのレアものです☆
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/aa/c9ce4eddd9e30370e3f1f9041513c361.jpg)
「波乗りヤンバルクイナ」の子供用Tシャツ。
他にテディベアやブックカバーも素敵です。
作品は県立博物館・美術館内ショップや
沖縄すたいるなどで購入できます。
糸満市の工房でも販売していますが、
手の離せない作業をしていることもあるので、
一度電話してからがおすすめです。
かわいいふきんは沖縄市のBirdland caféで発見。
こんなふきんがあれば、台所仕事も楽しいですよね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/77/c45e8903ce3239e33e56131ddd10f3b4.jpg)
岩井尚子(りるけ屋)さんのデザインは、
まるで絵本の世界のよう。
こちらは小さながまぐち。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/2c/2ed990802ae14f49d7113aaae248b369.jpg)
内側の布もキュートなんですよ~(^-^)
「TUKTUK」や「おにわ市」でも購入できます。
最後は
首里の静かな工房で、
母子三人で制作を続ける長山紅型工房(TIDA MOON)。
店内はガーリーな雰囲気の雑貨でいっぱい。
ブーゲンビリアの子供服は何回洗っても、
生地がぱりっとして、色落ちしません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/60/cc5b9d9f27d1096bd0b3f86e9c6eac40.jpg)
デザインや染色は
伝統工芸士の長山幸子さんとお姉さんの石嶺麻子さんが、
服や小物の縫製は
妹の呉屋由紀子さんが担当しています。
ほとんどの工房で、
「急ぎでなければご希望にそって染めさせてもらいます」
と、声をかけてくださいます。
紅型は型があるので、
同じ柄をTシャツやバッグなど好みのものに
染めることが可能なのです。
素材やサイズなどもふくめて、
自分だけの雑貨をつくる楽しみも味わえます。
高価な着物や帯を作るのと変わらない、
伝統的な工程を経て、ひとつひとつ職人が手作りする紅型雑貨。
ふだん使うものに、少しだけ、
華やかな沖縄の美しさを取り入れるのが
最近のひそかな楽しみなのでした。
text :千原 礼子
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