みんなみんな、幸せになろう

　長い人生をネガティブ感情でいっぱいに生きてきた半生。現在、潜在意識を使いこなすプログラムを勉強中。うまくなれば遠くの現実から変わり始める、という先生の言葉に励まされ頑張ってたら、昨日、かわいがってた子たちから幸せの報告がありびっくり。学習の成果だろうか。

　わが子への愛情深いみなさまの前に立つ今日のために、昨夜、消せない録画を見た。「相棒」全エピソードの中でおそらくベストの作品。病気を乗り越え誕生日を迎えた少年の生を祝福する物語。泣きながら、心に染み入るメッセージを味わった。　

　10日前、緊急で受け入れたショートステイ。その間に家庭環境を改善し、今日はご家族に心のケアのプログラムを勉強してもらい、その不安を癒して。本人は10日間の最後の放課後デイサービスを終えて帰宅。しかし、心のケアを学んでもすぐにうまく関われるわけではないご家族。きっとこれからも悩める親子の戦いは果てしなく続くけれど、いつでも助けに駆けつける支援者がいれば、いつまでも一緒に暮らしたいという親子の願いはきっと叶えられる。

　家ではうまく行動のコントロールが出来ない彼を抱きしめ、「お母さんが君を支えるんじゃない、君がお母さんを助けるんだ。がんばって、しっかり行動しなさい」と伝えた自分も涙ぐんでいた。

　特に重い課題を背負う人が集まった今日の家族向け勉強会は、たくさんのご家族を泣かせたけれど。誰も悪いわけじゃない。親も子もみんな、自分が悪いと思い込んでいるけれど、目指す方向はひとつ。みんなが幸せに生きること。

　そして、われわれ支援者が、それを可能にする役割を背負っている。がんばりましょう。給料安くても。