なんでも日記

出かけた時気付いた事や、身の回りのニュース等をとりとめも無く書きます。

DVD 「再会の街で」

2010年08月10日 | 映画・ドラマ
 2001・9・11の飛行機事故で妻子をみんな失った
 チャーリー・ファインマンは、精神的にオカシクなっていました
 それを気遣う、大学時代のルームメイト
 歯科医のアラン・ジョンソンの物語です

   ネ   タ   バ   レ
            

 


 ジョンソンは美容歯科医で妻子も居て裕福に暮らしています
 一方チャーリーは、すさんだ生活をしています

 チャーリーは仕事もしないで、映画や音楽やゲームなどで毎日を過ごしているようです
 自称収集家で、レコードやゲームソフトなど5000枚も有ると自慢
 人との交わりも無く、気ままに暮らしています

 収入源は、妻と3人の娘の飛行機事故での
 生命保険と航空会社からの賠償金などのようです

 今まで真面目な家庭生活をしていたジョンソンは
 友達のいないチャーリーに引き込まれ
 夜遊びなどで家庭を犠牲にするようになります

 父の亡くなった事も知らずに
 チャーリーと朝まで映画を見ていたジョンソンに
 妻もうんざりです

 何か気にさわると大声を出したり、暴れたりするチャーリーに
 ジョンソンは精神科医にセラピーを受けさせようとします

 チャーリーの亡くなった妻の両親も彼のことを心配しています
 しかし、彼は妻の両親からも逃げ回ります

 ある時、ピストルを持ち出して
 警察沙汰になり、心的な外傷やストレス傷害が有り
 1年間の治療が必要だと判断されて、病院に入るよう言われます

 しかし、突然一度に亡くした家族の事を忘れるのは
 難しいことだと、まわりも認めます

 チャーリーは周りからの煩わしい意見を聞かずに済むように
 引っ越してしまいます
 又、一人でゲームをしたり、テレビを見たり楽器を弾く
 生活に戻ったようです


 被害者の家族は、何時までも忘れられない出来事でも
 私たちは、日々の生活に追われ、記憶から薄れていきます

 どんな小さな事件でも、当事者たちは長くその傷を残しています
 身の回りに、当事者になった人がいないのは
 なんと幸運なことなのでしょう
  
 

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