なんでも日記

出かけた時気付いた事や、身の回りのニュース等をとりとめも無く書きます。

「今日を生きる」 大平光代著

2010年03月15日 | 趣味
 2000年2月出版の「だから、あなたも生きぬいて」の
 後の大平さんの人生が綴られています

 2006年2月に弁護士の大先輩川下清さんと
 出合って3カ月後に婚姻届を出されていた大平さんは
 2007年11月、友人の琵琶湖畔の別荘に、
 夫婦と娘のはるかちゃんと招かれて行くと
 そこは二人の結婚式を挙げてくれる場でした

 大平さんは普通のお母さんになり
 ダウン症のはるかちゃんとの子育て奮闘中です

 わが子だけをよく見て、まわりの子とは比べない
 色々な事情から、標準を気にしない

 少子化の時代、バギーで何処へでも出かけられるように
 駅などは、スロープかエレベーターにして欲しい
 今では大分改善されてきていますが・・・

 そして公共の場での、乳幼児の多少の迷惑も
 社会全体で子育てをするとして、
 肩身の狭い思いをするお母さん達を暖かく見守ってあげて欲しい
 度が過ぎると、注意も必要ですが・・・

 この本では、後に出てくるのですが、子供が小さい時から
 待つ姿勢、我慢する心、人や物を大切にする心など
 昔で言う道徳のような心の教育が必要だと私も同感です

 自分の生い立ちや、弁護士時代の経験から
 いじめに対しても多くを書かれています

 いじめっ子として生まれて来る子はいません
 学校でも家庭でも、常に子供と接して
 いじめる側にも、いじめられる側にもならないよう
 子供達の小さな変化にも気が付くよう気配りをして欲しい

 フリースクールなど、日本ではいじめられる子が通うようですが
 イギリスでは、いじめる側の子が通うそうです
 どちにも問題があると思うので、当然かも知れません

 2003年12月、38歳の時、又大きな転機になる大阪市の助役に就任します
 当時の関淳一市長の要請で「一緒に大阪市を変えていただけませんか」と

 「行政経験ゼロ」と言う批判の中、翌年3月まで無報酬で
 3カ月間、睡眠時間2~3時間で、又も猛勉強
 
 内部告発等から、問題が次々に出て
 市民の避難ごうごうの中、矢面にたち
 バッシングにも耐えなければならない

 幸い、この頃には実父も養父も亡く、実母はアルツハイマーで
 守るものは何にも無かったので、各方面から叩かれながらも
 大いに頑張れました

 一方、内部でも分かってくれる人を見方に
 「マナの大平さんを知ってるから信じてるよ」
 「応援してるよ」「頑張ってや~」と言う街のおばちゃん達の声に
 後押しされながらの助役時代でした

 生きるための知恵、健康は食生活から~
 大平さんの場合、高齢出産で、ダウン症のはるかちゃんの為にも
 健康で長生きしないとなりません
 人一倍、住環境、食生活に気をつけて無農薬、有機野菜にこだわっているそうです

 
 

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