なんでも日記

出かけた時気付いた事や、身の回りのニュース等をとりとめも無く書きます。

植物工場の技術の進化

2012年08月03日 | 経済・社会
食物工場の技術の発達にともない
徐々に商業ペースに乗ってきました



宮城県陸前高田市は津波で大きな被害を受けました
未だに塩害で雑草が生えるがままです

ここに、塩害に関係無く、水耕栽培で頑張っている所が有ります
グランパファーム陸前高田
1棟に15000株のレタスが出来ます
震災で職を失った人達の受け皿になっています

   

大きなドームの中、蚊取り線香状の渦巻き
内側苗を植え、少しづつゆっくり回転して50日かけて
外側に到達、収穫時期になります

楽して収穫まで出来、とても良いシステムです
今後、色々な野菜に応用出来ると思います

   

千葉大学で研究栽培されているトマトです
去年の9月から栽培され続けて茎から先まで12mになりました

その間、ず~っとトマトの収穫が出来ています
普通のビニールハウスの2~3倍は出来るそうです

採算が取れるには、が獲れ、付加価値を付けられるように
今後も研究を重ねて欲しいと思います

   

7段100平方mの面積が有り、ブーケレタス200株が出来ます
5月に設備を導入して栽培を始め7月に初出荷できました

隣のお店に獲れたてを陳列します
1株258円とまだ高価なレタスですが
研究しだいでは、コストダウンの余地は有ります

  

水耕栽培は、温度栄養を与え
無農薬で安全且つ新鮮美味しい野菜が出来ます

将来的に、大規模ショッピングセンターの屋上水耕栽培が出来れば
地産地商で、流通コスト0、Co2も0で地球に優しい農業になります

そして、これらのシステムを新興国などに輸出したり
日本の食の自給率の向上にもなると思います

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