どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

いえがあるって いいね

2023年04月08日 | 絵本(外国)

   いえがあるって いいね/パトリア・ベガティ・文 ブリッタ・テッケントラップ・絵/木坂涼・訳/ひさかたチャイルド/2021年

 

 冬眠からおきたクマの親子が外に出てみると
 リスが走り回り、ビーバーが いえをつくっていました。
 鳥たちも 枝やどろをつかって いえづくり。
 川は、魚たちのいえ。
 土の中は とっても 気持ちがいい いえ。
 寒くなって あたたかないえに むかうのは わたりどり。
 
 また、冬がやってきて・・・
 
 背景に 季節の移り変わりがありますが、あっという間に 冬がやってくるので、切り替えが大変。
 
 「いえが あるって いいね はるも なつも あきも ふゆも どこかで みんな からだを やすめている。」
 
 ページのほとんどに、切り抜きがあり、左のページは前のページの絵、右のページには、次ページの絵の一部が見える 凝った作り。
 切り抜きも、木の枝にそったものや、穴、斜めにざっくりなど、製作が大変そうでした。しかしその分、イメージをふくらますことができるので、楽しめました。

この記事についてブログを書く
« こねこの はなしではない お... | トップ | 月のうさぎとりゅうぐうの亀 »
最新の画像もっと見る

絵本(外国)」カテゴリの最新記事