ラジオのトークで、年齢が話題になり、昭和50年はじめの小説に50歳で老婆とあってびっくりしたとありました。
おばあさんというのは、いくつぐらいか? これにも答えるのは難しく、どこかの国では「おばあさん」と呼ぶと、殺されるという冗談も。
昔話のでだしは、「おじいさん」「おばあさん」「女の子」「若者」などなどですが、具体的な年齢がでてくる話はおおくありません。
思い浮かぶのは「白雪姫」。お妃が鏡に向かって「世界中で、だれが一番うつくしいか」と問うと、7歳の白雪姫が一番美しいと答えるところ。
もうひとつはグリムの「ラプンツェル」。12歳になったラプンツェルが、階段も入り口もない塔にとじこめられます。
おじいさん、おばあさんというのも、平均年齢が低かったころは、50歳になったら立派な?おばあさんだったのでしょうが、今は、本当に若い年齢です。
賢い女の子も昔話ではおなじみですが、いくつぐらいでしょうか。現代風にいうと小学生ぐらいでしょうか。中学生以上だと、成熟した女性になりそうです。
彼、彼女が結ばれるロマンス。結婚年齢もおおむね20歳以上とイメージしていると、昔話のなかではもっと若そうです。
昔話に具体的な年齢がでてこないのは、平均寿命がのびるのを予測して、時代がかわっても対応できるようにしていたのかもしれません。
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