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Access2007で、データアクセスページを作成できない

2009年08月17日 | Office2007
Access2007では、「データアクセスページ」はサポートされていません。

以前のバージョンでは、「データアクセスページ」というオブジェクトがサポートされており、Webブラウザ上でデータベースのデータを操作できました。

以前のバージョンのAccessで作成されたデータベースをAccess2007で開いた場合ナビゲーションウィンドウに表示されます。
編集はできませんが、ダブルクリックで開いてWebブラウザで表示することは可能です。

なお、「データアクセスページ」を表示するには、Microsoft Office Webコンポーネントが必要です。


データアクセスページとは
ネットワーク上にあるAccessのデータベースファイルに接続できるHTMLファイルです。
Internet Explorer上で、Accessのデータベースのデータを表示し、編集や分析などの作業が可能です。


Microsoft Office Webコンポーネントをインストールするには
Microsoft Office Webコンポーネントがインストールされていない場合は、「データベースアクセスページ通知」の画面が表示されます。
画面上のハイパーリンクをクリックするとMicrosoft Office Webコンポーネントのダウンロード画面が表示されますからそこからMicrosoft Office Webコンポーネントをダウンロードし、インストールすればデータアクセスページを表示できます。


データアクセスページが表示されないときは
リンクしているHTMLファイルのパスが変更・削除されている可能性があります。
その場合は、表示されたメッセージ画面の「リンクの更新」ボタンをクリックすると「データアクセスページを設置」ダイアログボックスが表示されますから、リンクするHTMLファイルを設定し直します。


「データプロバイダを初期化できませんでした」と表示された場合は
Internet Explorerでデータアクセスページを開くとき、「データプロバイダを初期化できませんでした」というメッセージが表示されることがあります。
この場合は、以前のバージョンのAccessを開いて、データアクセスページを修正します。
表示された画面の「OK」ボタンをクリックすると、HTMLファイルに登録されている接続先が見つからないというメッセージが表示されます。
Access2007では、データアクセスページの接続先を変更できません。Access2003以前のバージョンで開いてデータアクセスページのデータリックプロパティで接続先を変更します。あるいは、リンク先のHTMLファイルをメモ帳などで開いて、接続先を直接書き換えて修正することもできます。


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