セメンヤ、両性具有と判明＝陸上女子性別疑惑－豪紙(時事通信) - goo ニュース
【シドニー時事】１１日付のオーストラリア紙シドニー・モーニング・ヘラルドは、男性ではないかとの疑惑が浮上していた陸上の世界選手権ベルリン大会女子８００メートル優勝のキャスター・セメンヤ（１８）＝南アフリカ＝について、医学的検査の結果、男性と女性の生殖器を持つ両性具有であることが分かったと報じた。
もし、この記事が本当であれば、わたしは以前に書いた記事について謝らなければなりませんし、そうでなくても同じような状態にある人たちに対して謝罪しなければなりません。
そう、この世には男性女性では割り切れないこともある。
それは性同一性などの精神的な問題ではなく、見てわかるような身体の問題です。
紙で割り箸が折ることができたり、飛行機が飛ぶ理由もまだ空論という話も聞きましたが、この世にはわからぬことは山ほどあると言うことですね。
だから、わたしがこの世の人間全てを、男性女性に分けられることを前提として書いた記事は、非常に視野の狭いものだったわけです。
恥ずべき事ですし、考えを改めねばなりません。
さて、この問題は大変デリケートですね。
それこそ、目に見えるものだけに。
国際陸連（ＩＡＡＦ）は、医学上の問題であり、メダルの剥奪はしない方針とのこと。
その代わり、第2位だったケニアの選手にも金メダルを与える可能性もあるそうです。
苦肉の策と思いますが、うーん…難しい話ですね。
とにかく、IAAFの正式な発表を待たねばならないでしょう。