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これどうしようかな・・・どうしようか考えてみます。

「奇跡の人」(TVドラマ) 最終話

2016-07-28 | _気な・気な_

「ついに一択(峯田和伸)が花(麻生久美子)と結婚することになった。海(住田萌乃)の閉ざされた世界が広がっていることを感じる一択は、海を学校に通わせることにする。」(番組サイトのあらすじより)

「海が通い始めた学校」のロケは、「明日館」で行われたようだ。
画面に現れた建物を見て、「あ、明日館だ。」と思い、
ロケハン(っていうのかな、収録場所を決めた人たち)はどうして「明日館」にしたのかなと考えてみる気になった。

明日館は 四角い敷地の奥の方と手前左右に袖のように大小教室があって、
その真ん中に これもまたすっきりと四角い(芝生だろうか)庭が 建物に包まれるように広がっている。
袖の部分は通路でもあり渡り廊下でもある。
まっすぐ歩いて移動でき、庭に出れば普段手に入れることの難しい「何もない」広さが簡素にそこに広がっている。
「目と耳に障がいを持つ娘・海」たちの学校だ。
なんと使い勝手の良い、なんと自由な建物であり、空間なんだ。

ここを海たちの通う学校にしよう。
と決めた番組スタッフの人たちの気持ちが(勝手に)分かったような気になった。
あるいは全然違う理由で選定されたのかもしれない。
それでも 一視聴者の私が、そんなふうに思ってしまったのです。

ひとつのドラマに、役者はもちろんいろいろな人たちの表現が織りなされ、心に残っていく。
面白い。ということは、深いことだなあ。

 

 


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