山薄荷

2009年12月11日 | その他植物







9月中旬写真。

ヤマハッカ(山薄荷)。

林縁や草地に普通に見られる、シソ科の多年草。
草丈は40センチから1メートルほど、葉は対生する。

秋、長い花穂に青紫の唇弁花を段々に咲かせる。
同時期に咲くシソ科植物と区別しづらいが、ヤマハッカの花には線状の斑点が入り、葉が葉柄まで続いて翼状になるのが特徴。

「山薄荷」は、山に生えてハッカ(薄荷)に似ていることから。
ハッカのような香りはないらしい。


 シソ科 プレクトランサス(ヤマハッカ)属
Rabdosia属、あるいはIsodon属とすることも。
属名のPlectranthusは、ギリシア語のplectron(距)とanthos(花)が由来で、花の形から。

この属には、多肉植物に分類される種類もあり。