ジャガ芋

2009年08月04日 | その他植物

6月下旬写真。

ジャガイモ(ジャガ芋)。
別名・バレイショ(馬鈴薯)、ニドイモ(二度芋)。

南米のアンデス山脈の高地原産の、ナス科の一年生作物。
日本には慶長年間(16世紀末)に、ジャガタラ(現在のジャカルタ)からオランダ船によって持ち込まれた。
「ジャガ芋」は「ジャガタラ芋」の略。

ナスと同属で、初夏頃にナスに似た白~薄紫色の花を咲かせる。
あまり目にすることはないが、緑のミニトマトのような小さな実をつけることもある。

暑さに弱く、夏には地上部が枯れてしまうので、塊茎を掘り上げて収穫する。
もともと冷涼な気候の原産で、昼夜の寒暖差が大きいほどイモが太りやすいので、品質のいいイモが収穫できるのは北海道など寒冷地。
その代わり、暖地では夏に植えて秋に収穫する二期作も可能。
このことから「二度芋」の別名がある。

イモは食用の他、デンプンやアルコールの原料とされる。現在の片栗粉は、ほとんどがジャガイモのデンプン。
茎葉や実、芽やイモの緑色部分は有毒。

「馬鈴薯」は、馬につける鈴にイモの形が似ていることからというのが一説。


 ナス科 ソラナム(ナス)属
属名のSolanumは、ラテン語のsolamen(安静)が由来で、この属のある種に鎮静作用を持つものがあるからというのが一説。
その他、強い日差しを好むことから太陽の意など諸説あり。

8/4虫

2009年08月04日 | 虫写真
新着写真。

ツマベニヒメハマキ、ある暑い昼下がりの情事。
ハマキガの品性を如実に表わしている1枚です。


葉裏にこそこそと隠れながらふんぞり返っている、ハラナガキマダラノメイガ?
ツトガ一族でありながら名家のメイガを騙るノメイガなど、葉っぱの裏でひっくり返っているのがお似合いです。


シデムシの親子、骨肉の争い。
しかも親たちはつがったまま。
まさに餓鬼畜生です。


真夏の日差しを受けながら、涼しい顔で鎮座している、大仏様の一種。
さすが、草1本ハマキガ1匹だろうと悉皆成仏させてやろうというお方は違います。


8/4

2009年08月04日 | イラスト
ペンタブ写真スケッチ。
フジヤマのトビウオな方。

いい筋肉である。
やはり肉体鍛錬は人として最低限。