大葉の八重葎

2009年08月12日 | その他植物





7月末写真。

オオバノヤエムグラ(大葉の八重葎)。

林の中など薄暗い場所に生える、アカネ科の多年草。
葉は4~7枚ほどが輪生、逆刺の生えた蔓をひょろひょろと伸ばしていく。
夏に微細な白花を咲かせ、刺のある実をつける。

ヤエムグラの仲間の区別は難しいが、まず、茎に逆刺の生えているのはヤエムグラとオオバノヤエムグラ。
ヤエムグラは日当たりに生え、蔓状にならず、春咲きであることから、オオバノヤエムグラと判断。

「大葉の八重葎」とあるが、ヤエムグラより葉が大きいかは不明。
「葎」とはやぶなどに茂る雑草の総称で、重なり合って茂ることから(あるいは輪生する葉の様子から)「八重葎」。


 アカネ科 ガリウム(ヤエムグラ)属
属名のGaliumは、ギリシア古名のgalionから。ギリシア語のgala(乳)が語源で、この属のある種を、チーズ作りのさいに牛乳を凝固させるのに用いたことから。

8/12虫

2009年08月12日 | 虫写真
新着写真。

メヤブマオの葉陰に憩う、立派なイモケム。
フクラスズメと思われます。
どのへんがふくら雀なのか理解に苦しみますが、とにかく愛らしさだけは十二分に伝わっています。


むしろ問題は、イモムシなのかケムシなのかという点でしょう。
イモケムの判別に関する基本法もないようでは、日本はいつまでたってもゲイシャとヘンタイだけの国です。
やはり2ちゃんにでも湧いてそうな輩に、一国の長を任せていたのが間違いだったのでしょう。


頭をぶんぶん振り回して不満を表明するイモケム。
一刻も早く、イモケムが安心してもこもこできる国になってもらいたいものです。




相変わらずgooブログでは、半角のHENTAIがはじかれる模様。

8/12

2009年08月12日 | その他
緋牡丹開花。
いつまでも三角柱に接いでおくわけにもいかないので、来年には接ぎ直さないと……。
同じ鉢の山吹(白檀の全斑)は、ついに三角柱が腐ってしまった。
ちょうど袖ヶ浦に一部をつぎ直したところだったのでセーフ。


その緋牡丹の子。
ピンクが混じってるのが緋牡丹。
白っぽくなってるのは親と同じく全斑で、そのまま消滅する運命。

濃い緑は松露玉。
それ以外は翠晃冠、牡丹玉系。


大統領。
近似種の和光丸かもしれんが。

ちなみに大統領の種小名はbicolor(2色の)。「大統領」という和名がどこから湧いて出たのか謎。


竜王丸。
花の右隣はその子。


ハイビス。


ハイビス……ではなくオクラ。
今まで気温が足りなかったのか、花びらがまともに開いたのはこれがはじめて。
ちゃんと開かなくても実はつくのだが。