布屋忠次郎日記

布屋忠次郎こと坂井信生の日記

季節の賛美歌のことなど

2008-12-02 22:59:39 | 教会
「この賛美歌、大好きなのだけどクリスマスの時期しか歌えないのよね~」というのはよくある話。けど、よく考えるとおかしなことなんじゃないだろうか。
私たちが賛美を捧げる相手は、時を支配される神であって、時にしばられる方ではない。一方「季節の賛美歌」というのは、つまり時にしばられるということになるんじゃないだろうか。
でも待てよ、賛美される神は時の外にいても、賛美する私たちは時の中にいるわけで。

というかそれ以前に、賛美歌と言いながら「神を賛美」してはいない曲がけっこうあるんだよな。信仰の歌、証しの歌ではあるけど、賛美の歌ではないやつ。
たとえば、母の日の定番である「幻の影を追いて」は私の好きな歌の一つだけど、「母の信仰を顕彰する歌」であって「神を賛美する歌」ではなかった。

実は、クリスマス礼拝のプログラム案づくりをまかされていて、「賛美歌」の選曲で苦労しているのです。
考え出すと「もろびとこそりて」さえ、人に向かって(いわば水平指向で)よびかける歌で、神に向かって(いわば垂直指向で)歌う歌詞ではないわけで。あ、でも、たとえば「礼を言う」と言えばそれ以上お礼の言葉(ありがとう等)を言わなくても礼を言ったことになるのと似たようなもので「迎え奉れ」で迎え奉る意味になっているのだろうか。
難しいよぉ。考えすぎてわけわこからなくなってる。

キラーパス

2008-12-02 22:34:42 | へんなもの
確かこの言葉が出てきた当初は、サッカーで「得点した味方に最後に出されたパス」というような使われ方をしていたような気がする。最近で言うアシストのような。それがいつの間にか、「パスの受け手を殺すようなパス」という意味になっている。それはホスピタルパス(ラグビーか何かの用語で、敵にマークされてる味方にパスを出して病院送りにさせる)じゃないか?

もともと英語だったのがそのまま和製英語になったようなものだろうか。英語では「ひき逃げ」を意味する「ヒットエンドラン」が、米球界で言うrun and hitの意味で使われるようなものだろうか。
このヒットエンドランは「エンドラン」という略語まで定着している。「ヒットエンドラ~ン」と連呼する芸人までいる。けど、英語圏の人が見たら「ひき逃げ」と連呼するこいつは何者?それを喜んで見てるニッポンジンってなに?って思われるかも。
「ヒットエンドラ~ン」の真似をする人を見るたびに、「へんな漢字がプリントされたTシャツを着てる外人をぼくらは笑えるのだろうか」って気になってくる。

「アットホームな家庭」ってのもよく考えるとおかしくない?「at homeな」というのは「家庭にいるような」ってこと、だよね?とすると「家庭にいるような家庭」か?英語は超がつく苦手なのだけど、なんか違うニュアンスがあるのかな。(何しろ「Why not」は拒絶の意味だと勘違いしたこともあるくらいだし)

仮称・ヤコブの会

2008-12-02 22:15:48 | 日記
ネット上で、サークルのようなものを立ち上げたいなと思っています。
クリスチャンまたはキリスト教に興味がある人で次のような観点を共有できる方と「キリストにおいて日本を愛する」ということについて意見交換したいと思うのです。

・天皇について「ヤコブがファラオを祝福したように」というところから考える。
・日本宣教について「パウロがアテネ人の宗教心を否定せずむしろ称賛した上で、アテネ人のまだ知らない神を伝えたように」というところから考える。

つまり新約のヤコブじゃなくて旧約のヤコブです。JamesじゃなくてJacobね。「アレオパゴスな会」でもいいかも。ま、今のところは仮称です。

SNSとかメーリングリストでもいいのだけど、あまりクローズドなものにしたくないしなぁ。でも冷静な意見交換はいいけど荒らされたり茶化されたりはやだしなぁ…という心配はもしも手を上げてくれる人がいたら考えるとして、まずは「劇団ひとり」ならぬ「サークルひとり」で始めてみようと思ってます。乞うご期待(というほどのものになるかどうか)

西武が置引きを推奨??

2008-12-02 08:50:04 | へんなもの
西武池袋線の車内で中吊りを見て驚きました。混んだ車内で写メは控えましたが。おサルさんのイラストに添えられたコピーは「車内のゴミは持ちサルさん。」なのだけど、フォント的に「持ちサルさん」だけが強調されているのです。
「置引きに『さん』づけかよ」と思わず二度見してしまいました。

♪とーふー

2008-12-02 00:14:29 | 日記
しばらく前から、東京は隅田川の下流の勝鬨橋にほど近い現場で勤務しているのですが。
先日、オフィスの開いた窓から、かすかに懐かしいラッパの音が聞こえてきました。

♪と~ふ~

思わず窓の外、はるか眼下を見回してしまいましたが、音源は見つけられず。
何も言わなくても、私が何を探してキョロキョロしてるか同僚にはわかったらしく「あの音がわかるってのは、年齢がばれるよね」と。

そういえば、昔は電車の中とかで、すごく大きな四角い荷物をしょった行商のおばあちゃんとかよく見たなぁ。いつ頃から見なくなったのだろう。