布屋忠次郎日記

布屋忠次郎こと坂井信生の日記

洗足木曜日 ヨハネ福音書13章1~20

2005-03-24 14:56:24 | 聖書
洗足木曜日記念聖餐式。
洗足木曜とは、イエスが十字架にかけられる前の晩、いわゆる「最後の晩餐」の際に、主であるイエスが弟子たちの足を洗い、「あなたがたも互いに仕えなさい」と教えた夜のこと。
多くの(たぶんほとんどの)教会で、最後の晩餐を記念して聖餐式がおこなわれる。
久しぶりに中野教会で培餐に与ることができた。

説教の中で注意を引いたのが、すでに体が清い者は足だけ洗えばよいというところ。救われても、罪から離れて生きるのは難しい。しかし、ひとたび救われた者はすでに全身が清くされているのだから、すべてを主の血であがなわれているのだから、足だけを洗えばよい、主は私の足を洗い続けてくださっている。

アーメン。

しかし、主が今日も私の足を洗いつづけてくださるからといって、だから罪を犯しても大丈夫というわけではない。
足を洗うのは奴隷の仕事だった。主が足を洗い続けてくださっていることに感謝しつつも、それは主を奴隷におとしめたままにしているということだ。

口で「愛する主よ」と祈りながら、罪を犯すたびにその主に奴隷の仕事をさせているとしたら。
イエスが足を洗おうとしたときに、ペトロが拒否しようとしたのは、あまりに恐れ多かったからだろう。

君が代強制問題

2005-03-24 13:14:08 | 日本
東京都教育委員会は、今春の卒業式で君が代斉唱時に起立しなかった都立高校教員ら約50人を懲戒処分(去年から2年連続の者は減給、その他は戒告らしい)にする方針を決めたそうだ。

公立学校の職員が国歌を歌うのは当然だと、私は思う。
がしかし、強制はしないでいただきたい。
この前の園遊会でも教育委員が天皇陛下から、強制ということでないほうがよい旨を直々に言われたでしょ。

国民として、東京都教育委員会と都知事に言いたい。
「強制されなきゃならないような者に歌わせないでください。
そんな連中に歌わせるのはもったいないです。
そんな連中に歌われたら、国歌の方で迷惑だと思いませんか。
国歌は、国歌を心から歌いたい者だけに歌わせてくさい。
歌いたくない者には退出してもらってください。」


国旗国歌法なんてつくらなくても、日本の国旗は日章旗以外ありえなかったし、日本の国歌は君が代以外ありえなかったんだよなぁ。
なのに無理やりに国旗国歌法を成立させたことは、かえって日章旗と君が代にケチをつけるものだったと思う。