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Whatever will be, will be.

気まぐれ日記。

スプリンターズSの回顧(まとめ)

2009-10-06 00:35:29 | 競馬
ローレルゲレイロがG1馬の底力という事か、見事に前走大敗から巻き返してみせた。
勝因はいくつかあるだろう。
レースとしては、強気の逃げ。
内からアルティマトゥーレがきたが、こちらは逃げたくはないので自重。
ローレルゲレイロには好都合。
単騎逃げに持ち込めた。
G1レベルのレースとしては、平均ペースよりやや速いかぐらい?
でも単騎逃げでリズムよく行けた事が大きく、ローレルゲレイロにはペース以上に
余裕を持って走れたのだろう。
(絡まれたスローな逃げより、ある程度速い単騎逃げの方が走りのリズムではプラス)

G1ではある程度、強気な、ギャンブル的な、積極的なことをしなければ
そうやすやすと勝てるものではない。
ローレルゲレイロは強気に引き離して逃げたの大成功。

あとは体調面などのプラス効果。
前走は休み明けで59キロ。体調的にもう一息。(それは今回が目標だから)
今回はセントウルS後、中2週なのに1週前、当週と一杯に追ってみせた。
体調面で一変もあったのだろう。

逆にアルティマトゥーレは同じセントウルSから中間、調整程度。
最終週も馬なり程度。
上積みはまったく感じられなかった。
この点で、私は無印にしたのだが、それが正解の結果。
体調面に関しては、陣営はまったく敗因に挙げてはいないが・・・
また、体調面は問題がなかったかもしれない。
しかし。
ローテーションからも、またレース展開からしても、前走が巧く行き過ぎた事は明白で、
前走よりプラスがあるとは思えなかったし、不安材料があるのは間違いないと確信していたし、
問題は、前走だけで人気になってしまうところ(1番人気)。

ちなみに。
前走、セントウルSではローレルゲレイロは4番人気。
アルティマトゥーレは5番人気。
それが前走の結果だけで、スプリンターズSでは前者は6番人気。後者は1番人気。
それまでの実績や、今回に向けての臨戦過程はオッズにはあまり反映されない。

両馬にはオッズバランスに大きな差がある。

さらにちなみに。
アルティマトゥーレは直線、行き場がなくなったのも敗因にはあるが、もし前走並みに
手応えがあれば、馬群を裁く脚はあったはずで、これは致命的な敗因ではない。
(もし行き場があったとしても勝ててないと思う)

桁違いに強い馬は別にして、競馬は大抵はレースをするたびに着順が変わる。
今回のメンバーなどは特にそういうメンバーの集まり。
人気になる馬の取捨は良く考えないといけない。

さて。
その他の馬。
ビービーガルダンは、運がなかったとしかいえない。ゴールが前後どちらかにずれていれば、
勝っていたのはこっちだっただろう。
そのタイミングでしか負けていないというタイミングがゴールだった。
ローレルゲレイロとビービーガルダン。
この2頭だけはG1レベルのレースをしたのではないか。
タイム1分7秒5は前日の雨が残った馬場なので、まずまずと言えるし。
3着には0.2秒しかないが、内容的には決定的な差だったように思える。

逆に3着以下は大混戦で、着順はあってないようなもの。
展開位置取りでどうにでもある。

本命にしたグランプリエンゼルは3コーナー手前あたりで、キンシャサノキセキが
外に進路を取りに来たところで、接触したように思える。
(個人的には斜行に見えるのだが)
ここでリズムを崩したように思えたし、位置取りも後ろ過ぎ。
直線も混戦だっただけに前も開いているわけでもない。
余力もあったわけでもないが、なだれこんだだけ。
今回の結果で人気を落とすなら、次走は巻き返し期待で、もう一度買いだが、
今回、目一杯に仕上げただけに少し休養も必要そう。
それと、今回4番人気は個人的には想定外で、人気になりすぎてしまったのが残念。

シーニックブラストはこれもキンシャサノキセキにやられたって感じだが、
どの道、勝ち負けには食い込んできそうな感じはなかったから、不完全燃焼であると同時に、
陣営は力負けではないと断言できるので、返ってよかったのでは?


最後に展望の結果から。
連対馬の傾向からイチオシだったビービーガルダンが見事に2着確保。
しかし、ローレルゲレイロは傾向に居ない馬。。。

ただ、来ない馬のパターンを9項目あげたが、実は去年は7項目だった。
しかし、去年と同じだと今年は残る馬が少し大目と言う事で、8項目目、9項目目を
追加したのだが、ローレルゲレイロはその2つに該当して脱落になった。
要は去年のままなら、連対馬の傾向に残っていたのだけど・・・

という事で。
来年のデータは少し改善しないと。
8項目目、9項目に「G1勝ち馬を除く」にすればいいのかな。。。

オッズバランス編。
アルティマトゥーレは軸にしてはいけないと書いた(個人的には無印にした)ように、
見事に飛んで成功。
今回の馬券戦略としては、大きなポイントでもあったので、大満足。
一応、ローレルゲレイロも人気を落とすなら買いの旨のコメントは書いたし、
結構、いいところを付いていたかな。

グランプリエンゼルは、まさかの4番人気。
これは先にも書いたように想定外。
がっかりのオッズバランスの悪さ。

という事で。
馬券はグランプリエンゼル中心に、マルカフェニックス、さらにサンダルフォンあたりからも
オッズ期待で買ったが撃沈。

その1でイチオシのビービーガルダンから、素直に買えば・・・
前にも書いたことがあるが、その1のイチオシの馬は結構来ている。
なのに、その通りに本命にしないで、はずしていることが多いのがなんとも歯がゆい。

だったら、その1のイチオシを本命にすれば・・・と言われるかもしれないが、
馬券は、可能であれば、オッズの期待できる馬を買うのがオッズバランス的セオリー。
仕方がない。

次回は、1週おいて秋華賞。

今度はしっかり当てたい。

ちなみに。
現時点ではブエナビスタもレッドディザイアも本命にはしないつもり!!
というか、本命に決めている馬がいます。
1週前、最終追い切りが納得できれば、そのまま本命にするつもり。