細坪さんと仲間たちの事件簿2
プライベートで沖縄で遊んでいた坪さん、因幡さん、龍雲さん、そして二郎さん
たまたま、その時沖縄でライブがあった三浦君
せっかく来てるのに行かないのもね。。。でも、みんなで押しかけても気を使わせちゃうし。。。
アンコールの時にみんなでステージに・・・行かない行かない事にしよう
そう決めたのに、二郎さんが「ええんか?出ない方がええんか」って何度も言いだして。。。(だから出ない方がいいって決めたじゃないか)
そうしている内に二郎さんがトイレに立って・・・(あ~~、二郎さん、出る気だわ)
で、やっぱり三浦君に二郎さんは見つかっちゃって、ステージに呼ばれて
芋づる式にみんなもステージに上がって
挨拶だけのつもりだったのに、いつのまにか二郎さんはギターを手にしていて(二郎さん、歌う気だわ)
あの曲とかあの曲とかだったら、打ち合わせなしでも一応合わせられるって思っていたんだけど、二郎さんの口から出た曲は、なんとプレスリー
そんなの合わせられるかい
その後に、あの素晴らしい~を、みんなで歌ったんだけどね、二郎さんによるお騒がせな乱入事件があったんだよ
二郎さんの事、愛すべき手のかかる先輩みたいに話す坪さんでしたが、まさかこのお話が、この後に起きる事件の伏線だったとは。。。
というのもですね、名古屋でのライブを終えた坪さん。同じ名古屋で坪さんより1時間遅れでライブを始めていた三浦さんの所へ、乱入しちゃったんですってよ
おしゃべりしてきただけじゃなく、しっかり三浦さんと一緒に歌までうたってくるなんて、坪さん、まるで二郎さんみたいですね
旧友
坪さんは友達が沢山いて、仲間との宝物みたいな時間があって、羨ましいな~って思う事があります
坪さんの仲間は、時にはライバルだったり、時には坪さんの「人生キョロキョロ」に付き合ってくれたり、またはキョロキョロのきっかけをくれたり、ただ仲が良いってだけじゃない所が、素敵です
細坪:人生の交差点で別れたり、でもいつも誰かと一緒に歩いているんだな
時々、人生の交差点の話をしてくれる細坪さん
いつも話を聞いている時は、なるほどなるほどって思うのに、家に帰って思い返すと、はて~なんて言ってたっけ
鈴木康博さんとのコラボアルバム「四月になれば僕らは」のアルバムの中に、坪さんのこんな言葉がありました
「ひとりで歩くのも気ままで楽しいけれど、どこかの交差点から一つ二つ先の信号まで、仲間と一緒に歩くのもまた楽しいもんだ」
実は、この先の文章が、洒落ていて素敵なんですけどね 気になる方は、ぜひアルバムを手に取って読んでみてね
もちろん一緒に歩くのは、友だちだったり恋人だったり家族だったり、仕事上の関係者や初めましての人ってこともありますよね
ずっと一緒に歩いている人、偶然会う人、会いたいのに会えない人、すれ違っちゃう人・・・色々な人生が妄想できますね
クロスロード
この曲を久保田さんのピアノの伴奏でって、私は初めてだったかも
久保田さんがピアノを弾かれるのは、しっとりとしたバラードのことが多いような気がするのですが、この曲は手拍子が入るくらいのアップテンポな曲
久保田さんのピアノも、クラシカルというよりとってもポップで明るく都会的でノリノリでした
ギターもいいですけど、ポップなピアノはよりアゲアゲな気分にさせてくれそうです
細坪:来年でデビュー40年になります。これからも応援してね
日比谷の野音的に言うと、応援してくれるかな?いいともーーーですね。拍手でお返事しましたが、きっとみんな心の中で、そう言っていたような。。。
細坪:今年のツアータイトルは「Harvest」 Harvestは収穫っていう意味だけど
今まで蒔いてきた種を、振り向いてみようかなって思ってね
どうなんだろう 坪さんにとって、蒔いた種は大きな花を咲かせていたんだろうか?立派な作物が実っていただろうか?
世間的の言う大ヒットとかブレークとか、ドームコンサートとか派手な事はなかったけど
全国各地、大きな街~小さな町まで、 立派なホールから小さなお店まで。
いつも数字へではなく、人の心へ向かって歌の種を蒔いてくれてきた細坪さんは、かっけーーーって思ってます
細坪:いつも会う人もいるし、しょっちゅう会えない人もいるけど。会ってる時間は関係なく、俺は人から愛し愛されてきたなぁ~って思ってね
それでね、来年のタイトルをどうしようかって考えた時に
「40年目のラブソング」にしようと思ってね
ナヨナヨした感じのラブソングだけど、俺は今でもちゃんとラブソングを歌っていますってね
たしかにね~、坪さんの歌はラブソングが多いですよね
でも、いいんです
だって、ふだん日常ではなかなか「愛してる」なんて言葉にはできないけど、歌だったら平気で歌えるし
歌を通して、自分の気持ちに気が付いたり、気持ちを伝えたりもできるし。。。
そして、最近思うんだ
若い頃は、男女の間のラブソングとしか聞いていなかった曲が、ちょっとだけ斜めから聴いてみると親子や家族の愛情だったり、友情の歌にも聴こえてきて、つもりLOVEは、人間愛というかね
男女のラブソングの形を借りて、色々な人間愛を歌ってくれていたのかな~なんてね
もちろん昔好きだった歌を聞いて、その当時にタイムスリップも楽しいけど、最近は今までは気づかなかった歌の側面に触れて、ジーンとしたりしています
一つの出来事を平面ではなく俯瞰でみれるというか、いつまでもメソメソして未練たらしいウザイって思っていたことが、相手の広い優しい気持ちだって気が付く。。。みたいなサ (ちょっと違うか)
失恋の歌でも、アツアツの時の歌でも、いつも誰かのことを想う歌は、私にとっては人生のバイブルですよ
ちょっとだけ誰にも座ってもらえず赤いシートのままの所があった今池ガスホール
「来年は是非、両方の手に友達の手を取って来てくださいね」は坪さんからの伝言でした
友達のいない私は、せめて来年も大阪から名古屋へ駆けつけますね
来年のツアータイトル、私は「40回目のラブソングに聞こえたんだすけど、HPのスケジュール欄を見ますと「40年目のラブソング」になっていたので、「40年目のラブソング」にしました