星くず日記

お気に入りの音楽のことや日々チョットしたことをまったーりと綴っていきます

細坪基佳LIVE2013~Harvest~名古屋8

2013-10-09 15:31:15 | 細坪基佳

永らくお付き合いいただいた細坪基佳さんの名古屋でのライブの様子も、いよいよ佳境へ突入

今回で完結する予定ですので、どうかもう少しお付き合いくださいね

 

萎れた花を捨てて

細坪:萎れた花っていうのはネ、青春時代に持っていた夢や憧れで、そういうのは気が付いてみれば萎れてるんじゃないかって。だから今、もう一度新たな夢や憧れを探しに行こうって歌だよ

 

そうね、捨てずに捨てられないでいる物って沢山ありますものね。

そろそろお年頃だから身軽になるように身辺整理って、そういう意味じゃないってことは、わかってますって

夢や憧れとして持っていたことを放り忘れていたものは、そろそろ手から放してもいいんじゃないかってこと!?

いつかいつかと後回しにしていた夢より、いつやるの?今でしょ!という夢に、シフトチェンジしてみないか?ってことかな~

「夢をあきらめないで」とかも言われますが、ちょっと頑固ちゃんになりつつあるお年頃の私たちには、固執するな!っていうかさ、いつの間にか花が萎れちゃってるのに気が付かずにいるよって教えてくれてるような気もしますね

今更オリンピックに出るのは無理な話だけど、マスターオリンピックを目指してみたら・・・とかオリンピックのボランティアに挑戦したら・・・とか、そんな事かな~

 

ちょっと上手な例えがみつかりません

 

CDだと、何語かわからない滅茶苦茶語から始まるこの曲。アレンジが南米ぽくって、荷物一つ持った旅人のイメージがあります

繰り返し歌われる「明日どこかへ行こう 僕らのスピードで 無邪気な頃に戻ろう 萎れた花をすてて」は、みんなで歌う合唱ポイントです

歌詞がわからなかったらhuhuhuのハミングでもと言ってくれますが、できたらみんなで大きな声で歌いたいですね

 

みんなで一緒に歌うのは、風来坊だけだったのですが、毎年毎年宿題が増えてきてるような気がします

これって、ひょっとしてボケ防止かしらネ

 

春雷

時の足音

ギターのチューニングをしながら、坪さんが静かに語ります

最近の若いアーティストは、1曲歌う毎にギターをチェンジしますよね。

私は、さりげなーくその場でチューニングをしたりする坪さんが好きです。なんかチューニング中は、みんなも静かに見守りますよね。その感じも好きです

 sUnさんは意地悪だから、「チューニングの真似をしながら息を整えていたんだよ、だって春雷の後だったから」って、酷いでしょ

 

この曲の収録されているアルバムを、私は持っていないので、初めて聞いた時は、何かシックリこない感じがあったのですが、今回はジーンと胸に響きました

時の足音って、どんな音がするのでしょうね

もう一度もどれるのなら~ってフレーズを歌わせたら、やっぱり坪さんは天下一品だわ

 

盛大な拍手からアンコールの手拍子へ変わり

程無くTシャツに着替えた坪さん登場

そのTシャツがね、サスペンダーがプリントされてるみたいな(縫い付けてあったのかな~???)Tシャツで、とってもオシャレで可愛かったです

ただ一つ残念だったのは、ズボンがエレガントなズボンのままだったこと  カジュアルパンツだったら、もうバッチグーだったのにね

 

細坪:名古屋のみなさん、どうもありがとう

 

何度か坪さんの口から出ていた「名古屋」の単語

発音がね、平坦な感じじゃなくって名古屋のイントネーションのNAGOYAになっていました。

坪さんの名古屋の人たちへのLOVEを感じた私でした

 

坪さんは108才まで生きるって公言してるそうですが。109才まで生きた人いたら手紙ちょうだいって言いましたけどね、そうしたら坪さんは120才とかになってるかも。。。。

ってゆーか、メールじゃなくって手紙ってところが、坪さんらしいちゃらしいです

私の109才は無理っぽいけど、坪さんの108才は、本当に生きていそうな気がします

100歳過ぎてもラブソング歌って、ギネスに載って欲しいわ

 

 

アンコールは、夏の終わりだからバス停まで

久保田さんのピアノ伴奏は、今までに1~2回だけだよ~って

そうですね、この曲はギターの音色が、とっても美しい曲ですものね

ピアノでの演奏は、坪さんのあいしてる~あいしてる~の甘い歌声にうっとりしてて記憶にありません

おねげーしますだ、久保田さん。もう一度私にチャンスを~~今度はちゃんと聞いていますだ~~

 

久保田さんとの綿密な打ち合わせをして、「もう1曲歌ってもいいですか?」

いいも悪いも、こっちは最初っからそのつもりだったけど

細坪:やれるかな~?どうですかね~

なんと坪さんからの無茶ブリで、久保田さん待ちわび通り を初めてピアノで弾くことに

リハの時に、急に坪さんが閃いたらしいんですけど 練習時間はそれほどなかったはずなのに、久保田さんのピアノ、バッチリでしたよ

 

 待ちわび通り は、ひょっとしたら久しぶりに聞いた曲だったかもしれません

お久+ピアノ初披露なんて、ビックサプライズ

本当は、もっと感激しなきゃならなかったのに、簡単にスルーしちゃったような感じで、ゴメンナサイ

 

さっき 待ちわび通りを歌う前に、坪さんは「もう1曲歌ってもいいですか?」と言って1~2曲とは言わなかったので、アンコールはこの曲で終わってしまいました

 

まさか、ライブの後に三浦さんのライブに乱入する予定があったからとは思いませんけど、もっともっと沢山坪さんの歌を聞いていたかったそんな名古屋のライブでした。

お友達から教えて貰った通り、本当に天から坪さんの歌声が雨の様に、ミストシャワーのように降ってくるんですよ

音符が踊っているのが見えるんですよ

ひゃーーー、耳が幸せだった~

 

今年は、名古屋~関西のライブが少なかったような気がするのは、気のせいかしら?

来年は、もっとたくさん坪さんのライブに参加したいな~って思っています

次は・・・京都ではなく、来年のネイチャーの予定です

私は12月の京都は不参加ですが、忘年唄の京都ライブも盛り上がりますよ~

どうかみなさま、お誘いあわせの上、レッツゴーーー

    歌ごよみ 忘年唄~第四章~

      12月21日(土) 開場:17時 開演:17時半~

      京都府民ホール アルティ

      料金:6000円

      ※チケットは10/5~一般発売されていまーす

 

 

 

 

 

 


細坪基佳LIVE2013~Harvest~名古屋7

2013-10-09 12:40:45 | 細坪基佳

細坪さんと仲間たちの事件簿2

 プライベートで沖縄で遊んでいた坪さん、因幡さん、龍雲さん、そして二郎さん

 たまたま、その時沖縄でライブがあった三浦君

 せっかく来てるのに行かないのもね。。。でも、みんなで押しかけても気を使わせちゃうし。。。

 アンコールの時にみんなでステージに・・・行かない行かない事にしよう

 そう決めたのに、二郎さんが「ええんか?出ない方がええんか」って何度も言いだして。。。(だから出ない方がいいって決めたじゃないか

 そうしている内に二郎さんがトイレに立って・・・(あ~~、二郎さん、出る気だわ)

 で、やっぱり三浦君に二郎さんは見つかっちゃって、ステージに呼ばれて

 芋づる式にみんなもステージに上がって

 挨拶だけのつもりだったのに、いつのまにか二郎さんはギターを手にしていて(二郎さん、歌う気だわ

 あの曲とかあの曲とかだったら、打ち合わせなしでも一応合わせられるって思っていたんだけど、二郎さんの口から出た曲は、なんとプレスリー

 そんなの合わせられるかい

 その後に、あの素晴らしい~を、みんなで歌ったんだけどね、二郎さんによるお騒がせな乱入事件があったんだよ

 

二郎さんの事、愛すべき手のかかる先輩みたいに話す坪さんでしたが、まさかこのお話が、この後に起きる事件の伏線だったとは。。。

というのもですね、名古屋でのライブを終えた坪さん。同じ名古屋で坪さんより1時間遅れでライブを始めていた三浦さんの所へ、乱入しちゃったんですってよ

おしゃべりしてきただけじゃなく、しっかり三浦さんと一緒に歌までうたってくるなんて、坪さん、まるで二郎さんみたいですね

 

旧友

坪さんは友達が沢山いて、仲間との宝物みたいな時間があって、羨ましいな~って思う事があります

坪さんの仲間は、時にはライバルだったり、時には坪さんの「人生キョロキョロ」に付き合ってくれたり、またはキョロキョロのきっかけをくれたり、ただ仲が良いってだけじゃない所が、素敵です

 

細坪:人生の交差点で別れたり、でもいつも誰かと一緒に歩いているんだな

時々、人生の交差点の話をしてくれる細坪さん

いつも話を聞いている時は、なるほどなるほどって思うのに、家に帰って思い返すと、はて~なんて言ってたっけ

鈴木康博さんとのコラボアルバム「四月になれば僕らは」のアルバムの中に、坪さんのこんな言葉がありました

  「ひとりで歩くのも気ままで楽しいけれど、どこかの交差点から一つ二つ先の信号まで、仲間と一緒に歩くのもまた楽しいもんだ」

実は、この先の文章が、洒落ていて素敵なんですけどね 気になる方は、ぜひアルバムを手に取って読んでみてね

 

もちろん一緒に歩くのは、友だちだったり恋人だったり家族だったり、仕事上の関係者や初めましての人ってこともありますよね

ずっと一緒に歩いている人、偶然会う人、会いたいのに会えない人、すれ違っちゃう人・・・色々な人生が妄想できますね

 

クロスロード

この曲を久保田さんのピアノの伴奏でって、私は初めてだったかも

久保田さんがピアノを弾かれるのは、しっとりとしたバラードのことが多いような気がするのですが、この曲は手拍子が入るくらいのアップテンポな曲

久保田さんのピアノも、クラシカルというよりとってもポップで明るく都会的でノリノリでした

ギターもいいですけど、ポップなピアノはよりアゲアゲな気分にさせてくれそうです

 

細坪:来年でデビュー40年になります。これからも応援してね

日比谷の野音的に言うと、応援してくれるかな?いいともーーーですね。拍手でお返事しましたが、きっとみんな心の中で、そう言っていたような。。。

 

細坪:今年のツアータイトルは「Harvest」 Harvestは収穫っていう意味だけど

    今まで蒔いてきた種を、振り向いてみようかなって思ってね

 

どうなんだろう 坪さんにとって、蒔いた種は大きな花を咲かせていたんだろうか?立派な作物が実っていただろうか?

世間的の言う大ヒットとかブレークとか、ドームコンサートとか派手な事はなかったけど

全国各地、大きな街~小さな町まで、 立派なホールから小さなお店まで。

いつも数字へではなく、人の心へ向かって歌の種を蒔いてくれてきた細坪さんは、かっけーーーって思ってます

 

細坪:いつも会う人もいるし、しょっちゅう会えない人もいるけど。会ってる時間は関係なく、俺は人から愛し愛されてきたなぁ~って思ってね

    それでね、来年のタイトルをどうしようかって考えた時に

    「40年目のラブソング」にしようと思ってね

    ナヨナヨした感じのラブソングだけど、俺は今でもちゃんとラブソングを歌っていますってね

 

たしかにね~、坪さんの歌はラブソングが多いですよね

でも、いいんです

だって、ふだん日常ではなかなか「愛してる」なんて言葉にはできないけど、歌だったら平気で歌えるし

歌を通して、自分の気持ちに気が付いたり、気持ちを伝えたりもできるし。。。

そして、最近思うんだ

若い頃は、男女の間のラブソングとしか聞いていなかった曲が、ちょっとだけ斜めから聴いてみると親子や家族の愛情だったり、友情の歌にも聴こえてきて、つもりLOVEは、人間愛というかね

男女のラブソングの形を借りて、色々な人間愛を歌ってくれていたのかな~なんてね

もちろん昔好きだった歌を聞いて、その当時にタイムスリップも楽しいけど、最近は今までは気づかなかった歌の側面に触れて、ジーンとしたりしています

 

一つの出来事を平面ではなく俯瞰でみれるというか、いつまでもメソメソして未練たらしいウザイって思っていたことが、相手の広い優しい気持ちだって気が付く。。。みたいなサ (ちょっと違うか

失恋の歌でも、アツアツの時の歌でも、いつも誰かのことを想う歌は、私にとっては人生のバイブルですよ

 

 

ちょっとだけ誰にも座ってもらえず赤いシートのままの所があった今池ガスホール

「来年は是非、両方の手に友達の手を取って来てくださいね」は坪さんからの伝言でした

友達のいない私は、せめて来年も大阪から名古屋へ駆けつけますね

 

 

  来年のツアータイトル、私は「40回目のラブソングに聞こえたんだすけど、HPのスケジュール欄を見ますと「40年目のラブソング」になっていたので、「40年目のラブソング」にしました