キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

菅退陣に追い込み、野党は乾杯!!

2021-09-04 16:53:01 | Weblog

“菅義偉首相が自民党総裁選不出馬を表明“のニュースが昨日、日本中を駆け巡った。TVのワイドショウは飽きもせず、連日朝から夜までコロナ禍は菅政権の責任だと非難を集中させていた。野党立憲もコロナ対策に協力せず、国民の命を守るとの建前だが逆に妨害していた。昨年10月~12月の国会審議で、立憲民主党議員は執拗にワクチンの危険性ばかりを強調して、海外データを使わせず、日本国内に於いてゼロからの臨床試験を要求した。その結果、12月には承認される筈だったファイザーワクチン承認は2月下旬まで遅れ、モデルナに至っては5月21日まで承認が遅れた。この立憲の政府に対する嫌がらせで我が国のワクチン接種は3か月も遅延させられた。この3か月間に数万人が陽性者になり、数百人の犠牲者が出た事になる。斯様に、卑劣な妨害迄して与党、菅政府を窮地に追い込むのに汲汲としていた。そして外国に比較して我が国のワクチン接種は遅かったと政府を責める。正にマッチポンプを絵に描いたような構図。その菅首相が任期で退陣するのだから野党の念願も願ったり叶ったり、万々歳だろう。総裁選不出馬表明で首相は「コロナ対策に専念したい」とした。早速立憲党代表枝野幸男は口をとがらせ「新型コロナウイルス感染爆発で一刻を争う緊急対応が求められている中でこうした事態に至ったことに対して、はなはだ怒りを持って受け止めている。総理も無責任だ。自民党に政権を運営する資格はない」と口角泡を飛ばす勢いだったが、マスク着用だから聞き手は無事に済んだ。日共委員長志位和夫は「首相の政権投げ出しという事態だ。こんな政治はもう我慢ならないという国民の世論と運動に追い詰められた結果だ」と宣った。国民党の代表玉木雄一郎代表は「緊急事態宣言のまっただ中にコロナ対策の最高責任者が辞意を表明したのは異常事態だ。対策の失敗の責任を事実上取った形だ」と、どいつもこいつも言いたい放題。任期満了で辞めるのを『無責任だ』『政権を投げ出した』セリフを使うのは日本語が正確に理解出来ぬ幼児並みだ。任期途中で辞めるのを『投げ出す』と表現する。月刊誌「Hanada」昨年9月号の対談で安倍首相は「菅総理には菅官房長官がいないという問題があります」と答えた。確かに有能な参謀役がいなかった。安倍首相の指摘した通りになったのは皮肉な結果だった。菅首相の思惑は二階幹事長手始めに役員人事、閣僚人事、衆院選先行、総裁選後回しなどと迷った。横浜市長選では首相が推した小此木候補が大敗した。新型コロナウイルスのデルタ株で感染拡大に歯止めが掛からない。各マスゴミは感染者急増を五輪のメダル獲得の如く、嬉々としてTVで流す。8月の世論調査で内閣支持率は過去最低だった。首相の不人気では看板にならぬ、これでは総選挙に勝てぬと嘆くボウフラ議員を抱える各派閥のボスにはこれを抑える力はなかった。菅首相は成りたくてなった総理の座ではない。安倍首相の体調急変で急遽リリーフしたのが始まりだ。ここで総理の座にしがみ付き、総選挙で大敗して自民党を野党にでも転落させれば後世に汚点を残す。これを避けたかったのが本心ではないだろうか。写真はワルナスビ、全草がソラニンを含み有毒でプチトマトに似た黄色の果実が成る。切れた地下茎の一つ一つから芽が出て増殖。除草剤も効きにくいため、一度生えると完全に駆除は困難。下はヤブカンゾウ。

 


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