木偶議員より民間人の方が責任感あり

　野田首相は問責決議を受けた前田国交、田中防衛相を含む5名の閣僚を交代させた。特に問責が続いた鬼門の防衛相には民間人でOBの森本敏氏を起用した。野田派は弱小グループ故各派閥の顔色を伺い党役員、閣僚を総花的に起用した。特に汚沢派が石コロ議員と雖も数に物を言わせるから、邪険には出来ぬ、苦肉の策で子分のオコゼ輿石を幹事長にした。この置石が邪魔石になって面従腹背で妨害行為を繰り替えしている。参院枠でオコゼ古物商が推薦したのを防衛相にした一川は「俺は素人で防衛無知、これが本当のシビリアンコントロールだ」と戯言を言って問責を受けた、その後任にとオコゼが棚からハタキを掛けながら差し出したのが”じゃじゃ馬牝馬”真紀子の宿六牡馬の直紀、古希を過ぎたばかりだが記憶力低下と素養と識見が乏しい事を遺憾なく曝け出した、防衛のみならず娑婆知らずで、箸にも棒にもかからない代物だった。これですっかり懲りた首相が今回防衛相に起用したのが専門家の森本氏だった。渡部黄門が『我が党は人材豊富だ』法螺を吹いていたが、人材不足がまたもや露見した。この森本起用に与野党から日本を守るのを任務としている防衛相を民間人では相応しくない『何事であるか』、選挙の洗礼を受けた国会議員から任命すべきだとクレームを言う輩が出て来た。民間人では責任の執りようがないというのが理由のようだが議員で責任執ったのが何人いるか寡聞にして知らぬ。問責受けても居座った一川までがイチャモンを付けた、破廉恥で厚顔無恥この上ない。自民の防衛オタク石破も森本と共著がある位だが、矢張り批判している。田中に防衛のイロハを説いたように、薀蓄を傾けられないのは、さぞ御不満のようだ。一川は馬齢70にして衆院3回参院1回だ。田中は馬齢71、衆院4回、参院3回と両者共に選挙の洗礼を浴びる程受けていてもこの程度だ。序でに書けばポッポは馬齢65、衆院8回、カンカラは馬齢65、衆院10回だ。何回当選しても素質が悪いのは選挙では直らない。悪いのは良くならぬ。ポッポはアホウドリになって国際的に害毒を撒き散らしている。投票するのも愚民だ、立候補する手合いも五十歩百歩、選挙民といい勝負だ。民主党は撒き餌マニフェストで国民を騙して大勝したので数は多いが、どれもこれも木偶の坊の役立たず、国民の血税を湯水の如く使っている。民主党内の原発再稼動反対運動で署名したのが117人いる。汚沢派の『新しい政策研究会』が『増税の前にやるべきことがある』とののぼり旗を150本作って街頭演説するようだ。愈々民主党がバラケて解党の気配が出て来た。旧の木阿弥となる。写真はジャーマン・アイリス信州では空き地、畑の隅、歩道などで色と取り取りに咲いている。