キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

”ドロボウにも三分の理”

2021-05-21 10:34:51 | Weblog

岸防衛相は記者会見で17日から予約受付が始まった東京と大阪の新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターに関する報道をめぐり、アエラを運営する朝日新聞出版と毎日新聞社に対し、厳重に抗議する考えを示した。アエラと毎日新聞は大規模接種センターの予約に関し、架空の接種券番号で予約ができるか検証。実際に予約ができたことを確認した上で、予約システムに不備があると報じた。岸防衛相は「不正な手段による虚偽予約を完全に防止するためには、市区町村が管理する個人情報を防衛省が把握する必要がある。短期間でそうしたシステムを実現するのは困難だ」と指摘した。その上で「ワクチン接種を希望する65歳以上の方の機会を奪い、ワクチンそのものが無駄になりかねない悪質な行為だ。厳重に抗議する」と両社を非難したと産経新聞が報じた。加藤官房長官は「悪質な行為(偽計業務妨害)であり、法的措置も排除しない。関係省庁と協議し、適切に対応する」と述べた。防衛省の抗議に毎日は「架空の市区町村コードや接種券番号の数字を入力したところ、予約作業を進めることができた」「確認作業は公益性が高いと判断した」と開き直っている。“盗人猛々しい”正に地が出た感あり。防衛相の抗議に早速、野党はこれに便乗して朝日,毎日を擁護して政府、防衛庁を批判している。立民、共産両党は19日に防衛省に対するヒアリングで偉そうに詰る。芹沢清官房長は「サーバーに負担もかける」「不正な予約が積み重なったり、広がったりと波及することがありうる」と抗議の理由を説明しても野党(夜盗か)議員は「取材の自由、報道の自由に圧力をかけることだ」「サーバーに負担と言っても(朝日と毎日)2件だけだ。そんなに脆弱なサーバーなのか」と言い掛かりを付ける。犯罪行為を擁護する始末。東大出てやっと官僚になれたが己の能力不足を感じ、この先出世の望み皆無と気付き、官僚辞めて立民議員になった手合いとタレント上りの議員連中が各省に押し掛け、腕組みして踏ん反った態度で『ヒアリング』と称し現職官僚を吊し上げる、パワハラが日常茶飯事化している。立民党国対委員長安住は「システムに不備があることは明らかであって、指摘した側に対して『愉快犯』なんていう言葉を、一国の総理をやった人が使うべきではない」とやる。これは安倍前首相が「朝日、毎日は極めて悪質な妨害愉快犯と言える」とツイートしたのにイチャモンを付けたものだ。犯罪の手口をテレビ、新聞などで紹介するのは公益性や報道の自由には関係ない。岸防衛相はツイッターで「もともとワクチン接種は市町村単位でやる予定だったが、接種が滞って1000万本以上も余り、自衛隊が大規模接種をすることが急遽決まったのが4月下旬。予約の受け付けの始まる5月17日まで3週間で、毎日1万5000人の予約を受け付ける予約サーバーをつくらなければならない。民間だとありえない仕事である」今回のワクチン接種は市町村がやることになっていたのだから接種券番号は市町村ごとにバラバラで重複している。それを東京センターは1都3県に拡大したため、データに整合性がないのは端から分かっていた。読者に愛想を尽かされ発行部数が急落、クライアントの広告離れも加速、経営は破綻して、毎日は資本金41億5000万円を1億円にした。1億円以下にすると税法上は中小企業の扱いになり、税制上のメリットがある。一方資本金を下げれば、対外的な信用度も下げるデメリットがある。今の毎日新聞は、少ない信用度よりも、実利を重視の生き残りに必死な現況だ。一方の朝日新聞の凋落振りは毎日以上だ。購読者の減少、広告離れで2020年度決算が経常損益で約170億円の創業以来の大赤字、社長交代のお粗末さ。これらを擁護している立民、国民、共産野党はこれまた国民からそっぽを向かれ支持率数%で低迷している。朝日、毎日、野党の連中も自ら蒔いた種だ。自業自得。写真は雪ノ下の花、紫露草