『赤い気焔を上げる』を広辞苑では『女性の盛んな意気』とある。民進党に『真っ赤な気焔』を上げている男性議員がいる。桜井充参議院議員(61歳)だ。2016年3月の参院選挙、宮城県選挙区では『1票の格差』是正により定数1となった。支持率が消費税以下の民進党では勝負にならぬ。思案投げ首の桜井に「民共を柱に野党共闘で闘いましょうと」共産党のアカミミガメ志位の『赤い囁き』さァ奮い立った桜井、天にも昇る勢いを得て自民現職の熊谷大を破って4選を果たした。続いて7月23日行われた仙台市長選挙でも民共など野党が支持した郡和子165.452票、自公が支持した菅原裕典148.993票、16.000票の差を付けて当選した。今後常日頃『赤い気焔』が仙台で流れる。これで自信を付け益々鼻息の荒くなった桜井充、25日の参院予算委の閉会中審査で質問に立ち答弁に立った山本地方創生相に、「出て行け!出て行けよ!!」と顔を真っ赤にして怒鳴った。まるでヤクザも顔負けする激昂振り。オマエの答弁などいらぬ、首相の安倍が答弁しろとの要求だ。「そういう細かい事を首相に尋ねても無理」と山本が答弁すると「小さい事とはどういう事だよ。失礼だよ!」とエライ剣幕。同日午後の民進党両院議員総会では東京都議選の敗北の責任を取るのは野田ドジョウが幹事長を辞任表明しただけ。レンホウに対して『党勢低迷への反省が足りない』と代表辞任を求める声は多いが、当人は頬っ被りして代表を辞任する気は更々ない。次の選挙では我が身が危ないと離党や解党を模索する議員もいる。桜井充は両院懇に入っても元気溌剌、意気盛ん。向かう所敵無しだ。「仙台市長選は、党の執行部が頑張ったという結果と違う。『応援に入りたい』といわれたのもお断りした」と一刀両断。己の当選も含めて共産党との共闘が勝利の元と確信したようだ。両院懇を中座した桜井は「都議選の総括文書を読む限り、全然反省は見えない」「離党を含めて国会議員としてやりたい事が出来るように仲間と色々考えたい」と記者団に語った。さて桜井先生離党してどこへ行く。当然志位の恩義に報いて共産党だろう。桜井は医者だが共産党の小池晃も医者だ。この二人の手に掛かれば命の保障はない。三橋美智也が歌った ♪呼んでいる 呼んでいる 赤い夕陽の 共産党が(故郷(ふるさと)・・・写真はハス