夏の参院選を前に改選議員が民主党ドロ舟から「沈没しない内に」と命からがら逃げ出すのが出て来た。補正予算案や日銀人事に関して与党に同調すれば民主党の党議拘束に反して処分されるから、その前にトンズラを決め込んだのが川崎稔（佐賀選挙区）、植松恵美子（香川選挙区）の参院議員2名。夫々22日に離党届を提出して無所属になる予定だ。川崎は地元佐賀で転進して地方首長選に担がれるようだ。また植松は無所属のまま他党の推薦を期待して落選を防ぐ、これで生き延びられる。この他に福岡の岩本司参院議員も福岡県連の公認候補の公募に応じておらず、今後民主党から離党して維新党から出ないと次がないと計算しての腹積もり。参院民主党もこれで85人に減る。無能力な鬼オコゼ輿石を参議院議員会長にして『反対の為の反対』一昔前の社会党の阿呆な戦術での抵抗は有権者の支持率を下げるのに多大な貢献をしている。『弱り目に祟り目』で今後も気の利いた手合いは難破船からの脱出を試みるだろう。党代表が地方選で落ち比例で救助されたゾンビ議員じゃ話しにならぬ。地元で人気のないのが全国行脚しても効果は期待出来ぬ。逆に和牛商法、安愚楽牧場の賠償責任のヤジを浴びることになるだろう。マルチ商法推進派の山岡も生活の党に行く前は民主党だった。どうも胡散臭いのが多過ぎる。2人とも慶応の同窓なのは偶然の一致か。
