キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

三下も 陣笠もなびく 橋下へ

2012-09-09 16:46:46 | Weblog

 

・・・ポピュリズム(大衆迎合主義)に堕した政治家は国の進路を誤る。今日、「原発を廃止し、再生可能エネルギーで代替せよ」と叫んでいる運動家とそれに迎合している政治家は、「必勝の信念と竹やりがあればアメリカの物量に勝てる」と叫んで国民を戦場に駆り立て、国を存亡の危機に立たせたかっての精神主義者に似ている。「民意に従う」と政治家は言う。一方、民意を啓発し、先導すべき時に政治家が大衆迎合し、専門家が沈黙したために滅びた愚行の先例に人類の歴史は満ちている。大衆は自分が求めるものの代償が何かを必ずしも自覚せず、現実を見て初めて「そうだったのか」と気付く。・・・葛西JR東海会長が読売に寄せた”国益に背く『原発ゼロ』”の一部である。正に正鵠を射ている。敗戦民主主義で育った連中が国政を担っている。2005年9月の小泉郵政選挙がポピュリズム選挙の始まりだろう。♪ 何処の誰か知らないけれど・・・と月光仮面のおじさんみたいにワァ~と湧いてサァ~といなくなった。小泉劇場などと言われた。さて次に現在の民主党衆愚幼虫議員がゾロゾロ湧いた。マスコミが挙って応援したマニフェストは、何の事はない汚沢の書いたインチキシナリオだった。それに釣られた選挙結果だ。ポピュリズムを脱して仕上げたのが『社会保障と税の一体化』だ、野田首相が民主党内の反対を押さえて自民党、公明党の協力を得て可決した。これに反対する汚沢と手下の石コロを引き連れて脱党した。汚沢を剛腕、実力者などと形容するが一皮剥けば小心、強欲、人でなしの『人面獣心』の典型だ。「国民の生活第一」などとのワザとらしい名を付けた。言う奴ほど実態は反対なものだ。相変わらずムダを省けばカネは幾らでも出る、増税はしなくても済むと出鱈目を吠えて選挙民を騙している。民主党は脱党、離党が相次ぎ今や風前の灯だ。方や大阪維新の会は破竹の勢い、橋下が府知事になり、府知事を松井に据えて、反対派平松市長に挑戦、これを大差で切って市長になった。次に大阪維新の会が国政に躍り出ると言った途端、特に近畿が地盤の改選が危ない民主、自民、みんなの現役議員7人が勝ち馬に乗ろうと、草鞋を脱いだ。まずこれで薄氷の上だった己の選挙が安泰だ。一方の維新は国会議員が5人以上になって『日本維新の会』が政党と認められた上、政党交付金が貰える。橋下礼賛大会を開いて気勢を挙げた。ポピュリズム・橋下劇場が全国封切になる。維新は衆院選に350人立てると鼻息は荒いが良い玉がそんなに居る訳がない、寄せ集めの石コロが多い『玉石混淆』になるのは自明の理だ。民主ドロ舟から逃れようと集団避難してくるだろう、これを掬うか、見捨てるか維新船の思案のしどころだろう。またぞろカマキリみたいに幼虫がゾロゾロ出て来て幼児低脳、大衆迎合政治が始まる。♪ ハー維新(佐渡)へ(アリャサ) 維新へと草木もなびくヨ(ハ アリャアリャアリャサ)維新は居よいか・・・