能登でココロもどる旅

ぶなの森エコツアーのスタッフブログです。
能登の海・山・里で日本の原風景に帰る旅を楽しみましょう。

合鹿椀

2010年01月19日 | 能登 旅の目
能登の漆塗りは輪島だけではありません。
能登の山里の合鹿椀。質実剛健なふだん使いの器です。

能登町(旧柳田村)に在住の木彫刻家・大宮静時さんの作品です。
http://www.ne.jp/asahi/woodcarving/oomiya/
直径14cmx高さ10cmくらいのお椀で高台が大きく分厚く存在感があります。
ご飯はもちろん雑煮も汁物もどんぶりもOK。これひとつで何にでも使えます。
どっしりと手に収まりますが、木からできた器=漆器なので思ったよりも軽い感じです。

これはもう二十年以上も使いこんでいるそうです。
漆器は陶器のように割れて粉々になりませんから修理して使い続けることができます。
素朴な配色・力強い塗り。能登の人の心を映します。


合鹿椀は輪島塗の角偉三郎により評価され脚光を浴びた奥能登の生活の器です。
http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2007/0708/index.html

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