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『ベルベット・レイン』を観る

2005-10-14 | movie/劇場公開作品
『エリザベスタウン』の試写があるので定時で仕事を切り上げ、
急いで銀座に向かったのですが…

入れませんでした。

やっぱり早退しなけりゃ無理かー。
仕方ないので、早足で銀パトに向かい、ずっと気になっていた『ベルベット・レイン』を観ました。

アンディ・ラウとジャッキー・チュンってだけで興味そそられますが、
ショーン・ユー&エディソン・チャンの若手ふたりも出ているから余計に楽しみ。
最近の香港映画って、出てる人かぶってますね。

黒社会のボス、ホン(アンディ・ラウ)の暗殺計画が浮上し、
配下の三人のボスたちは誰が黒幕かを探りあう。
弟分で強い信頼関係のあるレフティ(ジャッキー・チュン)は
ホンに、ニュージーランドに発ってこの世界から足を洗うように勧める。
「一家皆殺し」を信条にしているレフティに対して、
ホンは引退を拒否し、家族のいるボスでいると告げる。

一方、ふたりの血気盛んな若者、冷静さの中に残酷な一面のあるイック(ショーン・ユー)と
彼のためならどんなことでも力になろうとするターボ(エディソン・チャン)は
ボスの暗殺計画の暗殺者としての権利を得るが、ナイフ一本しか渡されず、
報酬として渡された金を持って拳銃を買いに行く…

この二組のストーリーが交互に展開されるのですが、
真ん中あたりはどうも眠くて仕方なく、
(朝まで映画見てるからです。映画バカ…)
頭の働かないままラストまで見ていたのですが、
そんな状態だったので、予想出来なかったですね、結末が。
なーるほど。と思ったんですが、
びっくりしたー、まじで?!とまではいかなかった。
そうすると納得いくよね。と、妙に冷静な感想しか出てこない。
でも、なんとなく美しくはあるかな。

アンディとジャッキーの食卓場面はやりにくくないのかなーと思った。
ゆらゆらしていて。
ターボをイックが助けにくるところが印象的だったけど、
娼婦・ヨーヨーとのシーンはあんまり印象に残らなかったな。
オチ以外は薄味な気がする。
…だけど、あとからあとからジワジワきますね。
仲間を守ろうとする男たち、
意外とよかったかも。

それにいまいち結局誰が首謀者だったのかわからないまま。
気になったまま終わった台詞もあったし。
DVDが出て、見返したら分かるかな、
って、私最近こんなこと考えてばっかり!

最後が分かってやっと始めの細部を納得して観られる映画だと思うのです。
だから、一回目ではどうも終わるまで腑に落ちない感じでしたね。

ところで、ホンの奥さん役の人を
「どっかで見た人だなー」と思ってみていたら、
先日観た『フル・ブラッド』のシウチン役、ン・シンリンだった!
あれから大人になったなー。当たり前か。
赤ん坊の母親としての顔と、ボスの妻としての顔が分けられていてよかったです。

あと、チャップマン・トゥーがボスで出てくるのはどうなんだ?
ノリがボスっぽくないよ!
色んな映画が頭の中で混ざっちゃいそう!
今日はもう寝ます。

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