いつも土日は昼まで寝腐ってますが、
今日はいつも通りに起きて有楽町に向かいました。
(昨日朝まで長電話してたにもかかわらず!)
なぜなら、みゆき座で名画を300円で上映してるから。
そして何故そんなに安く上映してるかというと、
日比谷映画とみゆき座が今月をもって閉館するからです。
父は昔から、私が小さい頃一緒にみゆき座に『白雪姫』を観に行ったときの話をします。
一緒にジュースを飲んでいたら、通り掛かりのおばちゃんに
「おいしーい?」と声をかけられ、
その頃はまだ健気だった私は素直に受け答えしていたんでしょう。
父はその親子のひとときの思い出を今でも大切にしています。
そんな私も、今では可愛くもなんともなく(笑)、
観る作品も『博士の異常な愛情』です。
なんだかとても暖かい雰囲気、年齢層は高めでかなりの席が埋まる盛況ぶりでした。
外で写真を撮る人も多かったです。
映画自体が古いために途中台詞が切れたりもするんですが、
大画面で観られる体験は貴重です。
あのブラックコメディを観ながら、みんなが笑ってるのが意外な風景でしたね。
ストレンジラヴ博士が出てくる瞬間に拍手が起こったり(笑)。
私もドキドキしてましたが。
映画館から出ても、どこかで博士の真似をしようとしている自分がいます。
(そういえばみゆき座の上映年表を観ると、
ピンク・パンサーに天才悪魔フーマンチューなど、
P・セラーズ関連の映画が多いです。)
そのあと丸ピカで『エターナル・サンシャイン』を観ました。
すごい期待していったせいか割と普通だったかも。
記憶を辿る最中に恋人と記憶を消さないためにはどうしたらいいか相談しはじめたり、
精神世界を彷徨う場面は新鮮でしたが。